FIAから2006年のF1エントリーリストが発表され、ホンダは「ラッキーストライク・ホンダ・レーシング・F1チーム」という新名称で来季を戦うことが明らかになった。

　ホンダは来季、チームの株式を100パーセント取得して参戦するが、引き続きラッキーストライクをタイトルスポンサーとする。車体にはラッキーストライクのブランドイメージが反映されることになるため、2006年型マシンのカラーリングに大幅な変更はないものとみられる。バルセロナテストで走行している06コンセプトカーは、白をベースにホンダの赤とラッキーストライクのブランドカラーを組み合わせたカラーリングとなっている。
　ニューマシンの名称はRA106、V8エンジン名はRA806E。カーナンバーは、ルーベンス・バリチェロが11、ジェンソン・バトンが12をつける。バトンが11を使用する権利を持っていたが、この番号がバリチェロにとって大きな意味を持つものだったため、バリチェロに譲ることに決めたという。
　チームのCEO、ニック・フライは次のようにコメントした。「この数週間 、ホンダがチームオーナーになるという方向へと進んできたが、この進展には満足している。チーム名の変更は、我々がホンダの一員になったことを表している」
「これはチームのこれからの発展において、非常に重要なポイントとなる。 ホンダが誇るべき功績を踏まえたこのチーム名は、我々はレースで成功を収めるために必要な強い志とリソースを持っているということを、思い出させてくれるものだ」

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