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琢磨「ミハエルのブレーキングが早すぎた」

2005年9月13日

 先週のベルギーGPで、BARホンダの佐藤琢磨とフェラーリのミハエル・シューマッハーが接触し、両者がリタイアとなるアクシデントが生じた。これについて琢磨は、シューマッハーのブレーキングが早すぎたのだと主張している。
 アクシデントは、セーフティーカー退出後の再スタート、ラ・ソース・ヘアピンへの進入で起こった。BARがフェラーリに追突して乗り上げ、フェラーリのリヤウイングとリヤサスペンションを大破、フェラーリはその場で停止した。シューマッハーは、すぐにはサーキットを引き上げず、レース中にスチュワードのもとに赴いた。そしてチェッカーフラッグが振られた後、オフィシャルは琢磨に対し、ブラジルGPでのグリッド10番手降格を言い渡している。
 琢磨は英クラッシュネットに対し、次のように語った。
「僕とミハエルは、再スタートでジョーダンをオーバーテイクしようとしていたんだ」
「目の前にはミハエルがいて、左側にはジョーダン、右側にはピットウォールがすぐそこにあった。そのため、僕は四方を囲まれたような感じで、まるっきり逃げ場がなかったんだ」
「僕はターン1でミハエルに仕掛けるつもりだった。でも、僕には彼のブレーキングがかなり早く感じられた。僕は反応して、とっさにブレーキペダルを踏み込んだけど、フロントタイヤがロックして、彼のマシン後部に接触してしまった。思うように減速できずに、かなりひどく接触してしまったんだ」


 シューマッハーはすぐさま琢磨のマシンに歩み寄ると、短い説教を行い、琢磨のバイザーを叩いた。
 この件について琢磨は、次のように語っている。
「僕には彼の言ったことが聞き取れなかった。バイザーをピシャリと叩かれたよ」
「その後は、彼と話をするチャンスがなかった。彼が怒ったのは、当然理解できるけど、僕だってがっかりしたよ。この件については、もちろん非常に申し訳なく思う。あの状況ではそれはよく分かるよね。でも、それと同時に、あの場面はものすごく厳しかったんだ」
 今回のアクシデントは、BARホンダとの将来が危惧されている琢磨にとって、タイミングの悪いものといえるだろう。来季ジェンソン・バトンが残留すれば、琢磨はおそらくシートを失うことになるだろう。だが、バトンがウイリアムズへ移籍するとなれば、候補者リストのトップの位置をかろうじて得られるかもしれない。なぜなら、関係筋によると、ホンダは今でもアンソニー・デイビッドソンよりも琢磨を起用したがっているらしいからだ。




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