これまでのところ不本意なレースを続けているF1ルーキー、ナレイン・カーティケヤンは、もし来年、レースドライバーの座を確保することができなければ、テストドライバーを求めていくことになるだろうと語っている。

　カーティケヤンは、ジョーダンでの残留も選択肢のひとつであると語ってはいるが、今シーズンのこれまでのところ、彼はジョーダンにそう貢献しているとは言えず、また彼のこれまでの結果にはかなりの部分でバッドラックによるところが多いように思えるが、チームは彼のパフォーマンスに対して不満を抱いている。
「チーム以外の人とも話はしているよ。もちろん残留も選択肢のひとつだけどね」とカーティケヤンはロイターにそう語っている。
「今後の状況を見据えていかなければならないね。いずれにしてもどこかでレースはしたい、でも現時点ではレースシートの数はそう多くは無いしね」
「果たして僕のキャリアにとってどちらがいいのかをよく考えなければならない。ここに残るか、あるいは他でテストドライバーのシートに座るのかをね。どちらにしてもさまざまな選択肢を受け入れるべく窓口は大きく開けているよ。自分ではかなりうまくドライブはできていると思っているし、それに地元のインドはマーケティングという意味ではとても魅力的な場所であると思うしね」
「最終的な目標は、できるだけ長くフォーミュラ・ワンの世界にとどまること。今年は多くの経験を積むことができたから、来年はその経験を基にしていい結果を残したいね」

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