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[Honda]佐藤琢磨インタビュー

2005年6月18日

佐藤琢磨インタビュー

Lucky Strike B・A・R Honda ドライバーである佐藤琢磨が、来るアメリカ GPへの抱負と、マシンのパフォーマンスやミシュランタイヤについての質問に答えた。

Q. インディアナポリスでのアメリカGPを目前にしていますが、昨年の3位表彰台についての思い出を話してくれませんか?
TS. 僕自身にとって、F1で初めての表彰台達成の場所として、特別な感慨があります。当時シーズン前半にかなり苦戦を強いられたこともあって、チームやHondaのスタッフが、一人一人本当に熱心に尽力して、何とかここで一旗上げられるよう、しっかりバックアップしてくれていたのが良く分かっていました。ですから、それに応えることができて自分自身でも良くやったと思いますし、チームに対しても本当に感謝の気持ちで一杯です。レースはかなり白熱して、途中大きなアクシデントが起きてセイフティカーが出たりしました。僕は一時中間グループの真中あたりのポジションにいて、そこから他のマシンを追い越し続けて、あの結果を獲得しました。だから本当にエキサイティングなレースでした。ハードに攻めて、攻め抜いて、ようやく勝ち取った表彰台でしたから、感激もまたひとしおでした。最高の瞬間でしたね。

Q. マシン B・A・R Honda 007 はインディアナポリス・スピードウェイのコースに合っていると思いますか?
TS. カナダで使った空力パッケージは良い感じでしたから、インディアナポリスでも同じように高いパフォーマンスを発揮してくれると思います。チームにとっても、コースとの相性は今までもずっと良かったですし、マシンのパフォーマンスをしっかり発揮できると思います。


Q. インディアナポリスは通称『ブリックヤード』と呼ばれていますが、ここで良いタイムを出すには、どのようなテクニックが必要なんでしょうか?
TS. マシンをブリックヤード向きにセットするには、基本的に2通りの方法があるんです。ある程度ダウンフォースを効かしてインフィールドセクションでタイムを稼ぐか、長い直線での最高速も狙うか、バランスを取らなければなりません。この2つのどちらかに重点を置いたセットアップも可能ですが、どちらにしても結局は同じラップタイムになってしまう可能性もあります。ですから最高速重視のセットアップにするか、それともインフィールドでのグリップ重視にするかは、チームのレース戦略次第なんです。

Q. 今シーズンここまでの、レースでのルノーとマクラーレンの速さについて、手ごわいと思いますか?
TS. シーズン前のウィンターテストの時から、チームではその強さを把握していましたが、それをそのまま発揮してきたということだろうと思います。F1レースの世界が、いかにコンペティティブなものかをよく表していると思います。去年ほとんどのレースで首位を独占してきたフェラーリは、今年はトラブルを抱えているようですし、そうしているうちに他のチームがもう追いついてきています。我々が躍進を果たすチャンスはまだまだありますし、僕らがここ数レースの間にそれを成し遂げられない理由なんて、何もありませんよ。

Q. 今シーズンから、新しいタイヤに関するレギュレーションが施行されていますが、ミシュランタイヤのパフォーマンスについてはどうですか?
TS. 今シーズンのミシュランタイヤのパフォーマンスは、かなりのものだと思います。ミシュランタイヤの長所の一つは予選の際のパフォーマンスで、アタックラップでとても良い走りができることです。高いパフォーマンスのタイヤに求められるのは、安定して良いタイムを刻めることで、常にタイヤのことも含めながら、マシンのパフォーマンスを向上させなければいけません。




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