シーズン中のテストに関する議論が盛んに行われているが、バーニー・エクレストンは、テストはむしろ観衆の下で行われるべきだと示唆している。

　各チームはテスト回数の制限を設けた紳士協定を認め合っているものの、コンコルド協定の延長に署名したフェラーリだけはかたくなにその協定を無視し続けている。そのテストに関してエクレストンは、ヨーロッパ内のサーキットで行うよりもむしろグランプリウィーク初日の金曜日に行われるべきだと語っている。
「私の提案は、シーズン中のテストは10日間とし、その他にレース中の金曜日の5、6時間をテスト作業に充てるというものだ」そうエクレストンはgrandprix.comに語っている。「そして10日以上のテストを望む場合には、その代わりに金曜日のテストは行えない」
　F1興行の大ボス、エクレストンは、自らの提案はフォーミュラ・ワン委員会にかけられるだろうと示唆しているものの、実際にその委員会がいつ開かれるかは不明だ。なぜならフェラーリと、テスト回数無制限に反対しているその他の9チームとの対立のため、委員会はすでに1年近く開かれていないからだ。

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