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11月のF1オーストラリアGPを前に、アルバート・パークのターン9&10を改修。グランプリ後には再舗装も

2021年2月18日

 アルバートパーク・サーキットでは、延期された今年のオーストラリアGP開催前に、さらに改修を行う予定であると水曜日にメルボルンで発表された。


 これまでの報道のとおり、ピットレーンの幅を2m広げ、ピットストレートの右側にある芝生のほとんどを取り除くことがすでに決まっているが、アルバートパークはレースが展開する際にさらにオーバーテイクが生み出されるように、ターン9と10を完全に変更することを決定したという。


 オーストラリアGPの主催者が明かした新たな計画によると、ターン9は、このコースで最初のレースが行われた1996年以来我々が馴染んできたきついブレーキをかける右コーナーではなくなり、高速で走りやすい平坦な右コーナーになる。一方ターン10は一瞬左にそれ、マシンが湖に沿って走行し始める際に、サーキットの極端なふたつの場所を区切ることになる。


 90度の鋭い右コーナーのターン13に向けて、長めのブレーキングゾーンを取るアイデアがある。このコーナーからマシンはスタート/フィニッシュラインに戻り始めることになるが、コーナーアプローチに制限要因があるという懸念がある。有名なトリッキーなS字であり、高速コーナーとして知られるターン11と12のことだ。ドライバーたちがこの難しいコーナーを前よりも速く通過できるところを想像するのは難しい。しかしこの高速S字に以前より速く到達することで、コーナー進入時のマシンのハンドリングはかなり難しくなり、それがミスを誘うきっかけになる。


 ターン13でのオーバーテイクの可能性を高めるために、アルバートパークはコーナーエントリーの幅を広げ、多少の傾斜をつけることを決定した。過去25年にわたって使われたレイアウトでは1列縦隊ができる傾向があったが、新レイアウトになるこの部分でドライバーがサイド・バイ・サイドで戦えるようになることが期待されている。


 伝統的にこのコースにおけるオーバーテイクのベストスポットだったターン3と、多くの落ち葉がコース上に落ちて路面を非常に滑りやすくし、トリッキーなブレーキングエリアとなっていたターン6についても同様のアプローチが取られた。地元プロモーターは、すべての改修が完了すれば、今年11月にはよりエキサイティングなレースを開催できると確信している。


 グランプリについていかなる混乱も防ぐために、コースの完全な再舗装は今年のレースの後、メルボルンが夏のただ中に入る頃に延期される予定だ。そのため、チームとドライバーは2022年のオーストラリアGPでメルボルンに戻ったら、真新しい路面に対処しなければならないだろう。来年お目見えする完全に新スペックとなるF1マシンのデビューに、さらなる挑戦が追加されることになる。

2019年F1開幕戦オーストラリアGP
2019年F1開幕戦オーストラリアGP スタートシーン



(Grandprix.com)


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