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電子システムによるミスは2度目。ベッテル、レース終了時には「チェッカーフラッグを使うべき」と主張

2019年10月16日

 フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、F1はレースの終了を知らせるために、第17戦日本GPでエラーを起こした電子システムに頼るよりも、従来のチェッカーフラッグのみの使用に戻すべきだと述べている。


 本来日本GPの決勝レースは53周で争われることになっていたが、タイミングシステムのミスにより、最後から2周目の時点でフィニッシュラインのライトパネルにチェッカーフラッグが表示されてしまった。途中でレースが終わったことに混乱したチームとドライバーは、FIAに調査を促した。


 F1は2018年第7戦カナダGPより電子タイミングシステムを導入している。そのカナダGPではスーパーモデルのウィニー・ハーロウがチェッカーフラッグを振る役目を担当したが、予定よりも1周早くチェッカーフラッグを振ってしまうアクシデントが起きた。


 鈴鹿での失態を受けて、ベッテルは、F1は象徴的なチェッカーフラッグを手で振るべきであり、現在のように電子タイミングシステムと併せて使うべきではないと考えている。


 ベッテルは自身のスタートに関して冗談を交えつつ、「何が起きたのか知らないけれど、誰かが待ちきれずに急いだのだろう。だから、今日待ちきれずにプッシュして少し早く始めてしまったのは僕だけではないよ」と語った。


「ドライバーからしてみれば、チェッカーフラッグ(のタイミング)ではないことは完全に明らかだったと思う」


「ピットボードが周回についての情報を伝えてくれるし、ダッシュボード上でもあと何周残っているか見ることができる」


「僕はあと1周あると分かっていたけれど、無線でこれが最終ラップだと知らされた」


「ピットウォールでは間違いなく混乱があっただろう。実際のチェッカーフラッグがコース上で振られたのではなく、チェッカーフラッグがセットされたタイミングによってね」


「1年前のカナダでもチェッカーフラッグが早く振られた問題があった。今ではタイミングがより決定的なのだと僕は理解している」


「一方で、僕は今でもチェッカーフラッグが使われるべきだと思っている。ふたつのうちどちらかが間違っていても、どちらだろうが関係ない。僕たちドライバーは、チェッカーフラッグが見えたら、レースは続けられるべきではないと考えると思う」


 フェラーリのチーム代表を務めるマッティア・ビノットは、フェラーリのピットウォールもこの問題には不意を突かれたと語った。疑わしいなか、チームはドライバーに走行を続けるように指示した。


「チェッカーフラッグが出た時、ドライバーにプッシュを続けるように指示した。彼らはプッシュしたし、少なくとも我々のやっていたことに影響はなかった」とビノットは語った。


「この件は競技面において、FIAと将来どう改善していくか見直すべきだ」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)




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