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大波乱のサバイバルレース、ビルヌーブが6位入賞

2003年4月7日

■4月6日・日曜日 決勝
天候:雨のち曇り
気温:19C

 クラッシュの続出でセーフティカーが絶え間なく出動し、最後は赤旗中断のままレース終了となった大波乱のブラジルGP。完走扱いのマシンは僅か10台という中、Lucky Strike B・A・R Hondaのジャック・ビルヌーブは、サバイバルレースを完走し6位入賞。今季初の3ポイントを獲得した。ジェンソン・バトンは32周目にリタイアとなった。

 インテルラゴス・サーキットは決勝日午前中、豪雨に見舞われた。コースは濁流が流れる川に変貌し、晴天だった前日予選の様子は見る影もない。雨は昼前には一旦止んだものの、スタート前に再び降り出した。雨脚はマレーシアのスコールよりも激しく、午後2時のレース開始時点には小降りになったものの、コース上はほとんど洪水状態だった。
 今年のレギュレーションでは、土曜日の予選以降は殆どマシンに触れられないことになっている。しかし、今回は特例として車高を上げることと前後のウィングの調整が認められた。但し、タイヤは依然として浅溝の1種類のみ。これで川のようになったコースを走るのは、いくらF1ドライバーと言えども、かなり困難な使命となる。
 午後2時のスタート時間直前に、主催者はスタートの延期を決める。その後雨はほとんど止み、15分遅れでペースカーの先導でスタート。コース上の水は捌け始めてはいるが、まだレースが出来る状態ではなく、ペースカーの先導はその後数周にわたって続いた。


 7周目にペースカーがピットに入り、レース開始。ポールポジションのR・バリチェロ(フェラーリ)が次々と後続に抜かれ、トップはK・ライコネン(マクラーレン)。10周目の時点で、Honda勢はジェンソン・バトンが8番手。ジャック・ビルヌーブが10番手まで上がっている。
 18周目。ストレートを全開走行中のR・ファーマン(ジョーダン)のマシンのフロントサスペンションが突然破損し、前を行くO・パニス(トヨタ)を巻き込むクラッシュとなる。幸い両者にケガはなかったものの、路面に破片が散乱し、再びセーフティカーが登場。この間にB・A・R Hondaの2台を含む多くのマシンがタイヤ交換、給油のためにピットインした。
 23周目にレース再開。この時点でバトンは9番手。ビルヌーブは13番手に付けている。そして25周目。M・シューマッハ(フェラーリ)が、高速左コーナーの水溜りでスピンしコースアウト。バリヤに衝突しリタイアとなる。これで3度目のセーフティカーの登場。全71周のレースは、折り返し点までまだ10周近くを残した時点で、既にコース上には13台しか残っていない。この時点でバトンは5番手までポジションを上げた。




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