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超接戦の予選でバトンが11番手、ビルヌーブは13番手

2003年4月6日

 ブラジルGP2日目予選で、Lucky Strike B・A・R Hondaのジェンソン・バトンが、1番手出走というハンデを乗り越え11番グリッドを獲得。チームメイトのジャック・ビルヌーブは13番手だった。4番手までの差が僅かコンマ1秒以内、そして13番手のビルヌーブまでがコンマ86秒以内という、前代未聞の超接戦の予選だった。
 終日雨だった初日から一転、この日は雲が多いながらも時折薄日の差す天候となった。気温は午前中で22Cと、例年のこの時期に比べるとかなり涼しい。それでも路面は完全なドライコンディションの下、フリー走行が行なわれた。
 午前中の2回のフリー走行では、各マシンのタイム差が伯仲。特に1回目は、トップのR・バリチェロ(フェラーリ)から16番手までが1秒以内という大接戦。2回目のセッションも、同様の僅差のタイムが続く。そんな中B・A・R Honda勢は、バトンが12番手、ビルヌーブが14番手のタイム。そして2人の合計周回数は全チーム中最多の87周と、午後の予選そして明日の決勝レースに向けてのセットアップが順調に行われた。
 2日目予選直前の15分間のウォームアップでは、バトン、ビルヌーブは7、9番手と、共にトップ10内のポジションにつけた。そして午後2時の予選開始時には午前中に比べると青空が広がり、気温も24Cまで上がる。コース路面は完全にドライコンディション。路面温度は37Cと、この2日間で最も高くなった。


 前日の初日予選でスピンを喫し、アタックラップを終えられなかったバトンが最初に出走。路面状況から言うと、最初の出走は最も不利な役割だが、バトンはそのハンデをはね返して1分14秒504と好タイムを刻む。しかし最初の10人が走り終わった時点の暫定グリッドは、5番手。このままだとトップ10圏内に入るのは、若干厳しそうな状況だ。
 セッション中に雨が降る可能性は低そうだったが、雲が太陽を遮るたびに路面温度は数Cも上下した。ミナルディを除く18台が僅差でタイムを争う状況は予選でも変わらない。僅かなミスや路面コンディションの微妙な違いが大きな差となって現れ、コンマ1秒の違いがグリッド順位の明暗を分ける。
 そして開始後30分、初日予選7番手のビルヌーブがアタックに出て行く。ビルヌーブは最初の区間はハイペースを維持したものの、後半タイムが伸びずに1分14秒668。この時点での8番手につける。一方バトンは15人が終わった時点で、6番グリッドをキープしている。しかし結局最後の5人が何れもバトンのタイムを上回り、惜しくも11番手。またビルヌーブは13番グリッドから明日の決勝レースをスタートする。ポールポジションは地元のR・バリチェロ(フェラーリ)が獲得し、母国ファンの熱烈な喝采を浴びた。




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