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ハミルトン、会見を打ち切り、退席。メディアからの批判に抗議

2016年10月9日

 ルイス・ハミルトンが、日本GP土曜にメルセデスが設けた記者会見の場で、取材を拒否、退場するという出来事があった。FIA木曜記者会見の後に自分に関して「失礼な」報道がなされたことが理由だという。


 木曜記者会見の壇上で、ハミルトンはスマートフォンで他のドライバーの写真を撮ってSnapchatにアップロード、加工するなどし、何をしているのか聞かれると、「(記者会見では)昔から同じことがずっと続いている。だから新しいことをしようと思った」と答えた。その態度に批判的な報道がなされ、ハミルトンはその後、Twitterで「楽しもうと思っただけだ。失礼な態度を取るつもりは全くなかった。記者会見はもう10年も同じことをしている」と説明した。


 そして土曜の予選後、メルセデスが開いた記者会見でハミルトンは、今後はメディアからの取材を制限するとほのめかした。


「僕はあなたたちの質問に答えるためにここにいるんじゃない。僕は決めたんだ。ここにいる中の大勢の方たちが僕を応援してくれているけれど、残念ながら物事を利用しようとする人たちもいる」とハミルトン。


「この前はすごく楽しんでいた。僕があなた方に失礼なことをしたのなら、あるいはあなた方がそう感じたなら、そんなつもりはなかったと言いたい」


「でももっと失礼なのは、その後、世界中に書き立てられた内容だ」


「残念ながら一部そういう人たちがいる。僕の決断は、僕を支えてくれてきた人たちにも影響する。だから最大限の敬意をこめて、ここでお話ししている」


「でもこういうことについて、何度も話すつもりはない。申し訳ない。皆さん、残りの週末を楽しんで」


 ハミルトンはそう言うと、その後の質問には答えず、会見場を立ち去った。
  



(AUTOSPORTweb)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています




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