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F1第1戦オーストリアGP予選トップ10ドライバーコメント(2)
2020年7月5日
2020年F1第1戦オーストリアGP予選でポールポジション〜5番手に入ったドライバーたちが土曜日を振り返った。
■アストンマーティン・レッドブル・レーシング
アレクサンダー・アルボン 予選=5番手
久しぶりの予選を楽しんだけれど、結果に関しては大満足とは言えない。序盤は苦しんだが、最終的には問題なくなった。でも、今日は最大限の結果を出すことはできなかった。
Q3最初のランでは、前の集団との距離が空きすぎていた。モンツァとは違うけれど、ここもスリップストリームを使えばラップタイム上、かなり有利になる。とはいえ、ドライビングでもう少しタイムを削ることができたと思う。
Q3での2回目のランでは、(メルセデスのバルテリ・)ボッタスがコースオフした後、イエローフラッグが出たため、理想的な状況ではなかった。
それでも5番グリッドは悪くない位置だし、決勝でいいレースペースを発揮したいと考えている。
■マクラーレンF1チーム
ランド・ノリス 予選=4番手
すごくハッピーだ。僕にとって予選でのベストリザルトだから、僕自身にとって大きな成果だし、チームにとっても同じだ。この6年間でのチームの最高位だからね。僕らが遂げてきた進歩を確認することができてうれしいよ。でもこれですべてやり遂げたというわけではない。これからも懸命に仕事を続けていかなければならない。この週末中、僕らはそうしてやってきたし、これからも少しずつ努力を重ね続けていく。
いいスタート位置を確保できたから、満足している。全体を通していい予選だった。常に3番目のチームであると感じていたわけではないが、自信はあった。すべてをまとめ上げてQ3に進出し、特にQ3での2回目のランは満足いくものだった。僕らチームにとっていい結果だったが、明日はまた別の一日になる。明日のレースでも一生懸命やるよ。
■アストンマーティン・レッドブル・レーシング
マックス・フェルスタッペン 予選=3番手
今年最初のグランプリで3番グリッドを獲得し、いい形でシーズンをスタートすることができたと思う。もちろんポールポジション争いをしたかったけれど、今日はそれは不可能だった。僕らはこのサーキットでシングルラップにおいて最速だったことは今までない。それでも次の週末の(第2戦の)予選に向けて改善できる点はあるはずだ。
明日はまた一からの戦いになる。上位勢は皆ソフトタイヤでスタートするけれど、僕らはミディアムスタートという、ライバルたちとは異なる戦略を採る。気温も今日より上がるはずだから、そうなれば僕らにとって有利になるだろう。
だからといってメルセデスが遅くなるということではないけれど、少しギャップを縮めることができればいいなと思っている。まずはいいスタートを決めなければならない。去年の二の舞は避けたいね。そして、優勝を狙って戦うために全力を尽くす。
ホームサーキットにファンがいないのが残念だ。毎年、彼らのおかげでとてもいい雰囲気が出来上がっていたのにね。でもテレビで見ているファンのために、明日はエキサイティングなレースをしたいと思っている。
(FIA記者会見で語り)残念ながら今日のメルセデスは別のレベルにいた。明日何ができるかを見ていきたい。僕らには失うものはないから、彼らをできる限り苦しめられるよう、やってみるよ。
バランスが完全に満足できる状態ではなかった。うまくいくコーナーもあったが、そうではないコーナーもあった。そうなるとギャップが広がってしまう。約0.5秒というのはそれなりに大きな差だよね。僕らとしては、この差を縮めるためにもっと努力するだけだ。
シングルラップで最速でなくても、決勝では彼らにもう少し近づくことができるといいね。
(チームメイトのアレクサンダー・アルボンと異なる仕様のノーズとフロントウイングを使用していることについて聞かれ)1セットしか(新しいものが)なくて、チームがそれを僕に使わせてくれた。ふたつのウイングは背景にあるフィロソフィーが異なっているものだが、その差については今も理解に努めているところだ。どれだけ差があるかは、僕自身分からないから、答えようがない。まだ学習し、理解しようとしている段階だ。
■メルセデス-AMG・ペトロナス・モータースポーツ
ルイス・ハミルトン 予選=2番手
今日はバルテリが(ポールポジション獲得という)素晴らしい仕事をした。チームにとって、とても良いシーズンの幕開けになったと思う。
Q3最後のラップでのことだけど、ターン4出口で大きな砂煙が上がっているのが見えた。その時は、コースアウトしたマシンがどこにいるのか分からなかったけど、その後、バルテリがコースに復帰しようとしているのが見えた。でも幸いなことに、ラップに大きく影響することはなかったよ。結局、彼はポジションを守れたし、僕もそうだった。
チームは毎年、可能性を示し、新たな基準を築き続けている。それは僕らが柔軟な考え方をし、時代に遅れずにいるからできることなんだ。僕らは常に互いから学び、ともに限界を引き上げている。チームとしてひとつにまとまり、政治的なことは一切なく、一緒に努力している。だからこそ、今年もまた強力な状態で戻ってくることができたんだ。明日もその強さをレースで見せつける必要がある。
■メルセデス-AMG・ペトロナス・モータースポーツ
最高の気分だ。この感覚をずっと恋しく思っていた。予選の後は震えていた。限界までマシンをプッシュできるというのは本当に特別なことだ。
これまで長い時間をかけて準備をしてきたが、実際にグランプリを迎えるまでは、自分たちの立ち位置を知ることはできない。僕らのチームは素晴らしい仕事をしてくれた。感心させられた。
まだシーズンは始まったばかりだ。実際、今日が今年最初の予選なのだから。それでも僕らのチームが成し遂げたことに感動している。
サーキットにいるスタッフ、ファクトリーにいるスタッフ、チーム全員に感謝している。乗っていると、本当に素晴らしいマシンだと感じる。今日の結果にはすごく満足だ。でも肝心なのは明日だから、引き続き仕事に取り組んでいく必要がある。
(autosport web)
関連ニュース
1位 | マックス・フェルスタッペン | 362 |
2位 | ランド・ノリス | 315 |
3位 | シャルル・ルクレール | 291 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 251 |
5位 | カルロス・サインツ | 240 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 189 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 177 |
8位 | セルジオ・ペレス | 150 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 62 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 31 |
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 566 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 537 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 512 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 366 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 46 |
7位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 36 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 17 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 14 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第19戦 | アメリカGP | 10/20 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/27 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/3 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/23 |
第23戦 | カタールGP | 12/1 |