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ピレリ「摩耗とデグラデーションのレベルが低かったため、予想どおり1ストップ戦略が主流に」

2016年5月2日

2016ロシアグランプリ 決勝
ロズベルグ、ピレリにとって2011年の復帰後100戦目となるロシアグランプリを制す
レッドブルの両ドライバー、序盤のセーフティーカー導入時にミディアムへ交換する戦略を採用
1ストッパーが主流に:2ストッパー中の最上位ドライバーは、5位を獲得したマッサ


2016年5月1日、ソチ
 ニコ・ロズベルグが、ポール・トゥー・ウィンでロシアグランプリを制し、2015年メキシコグランプリから続く連勝記録を更新しました。スーパーソフトでスタートしたロズベルグは、21周目にソフトタイヤへ交換しました。チームメイトのルイス・ハミルトンが2位を獲得しました。ハミルトンは、予選Q3時のメカニカルトラブルによって10番グリッドからスタートし、ロズベルグと同じ戦略を採って8つポジションを上げました。


 大半のドライバーがスーパーソフトからソフトへ繋ぐ1ストップ戦略を採った中、レッドブルの両ドライバーは異なる戦略を実行しました。セーフティーカー導入を招いたスタート直後の事故に巻き込まれたことが、彼らの戦略にも影響を及ぼしました。ダニエル・リカルドとダニール・クビアトは、ともにミディアムタイヤへ交換しました。クビアトは、50周以上の距離をフィニッシュまで走り切り、10秒のストップ&ゴーペナルティーを受けながらも15位でフィニッシュしました。


 フォース・インディアのセルジオ・ペレスは、1周目に中古のソフトタイヤへ交換し、残り20周時点で再度中古のソフトタイヤへと交換する戦略によってポイント圏内でフィニッシュしました。2ストッパー中の最上位ドライバーは、5位を獲得したウィリアムズのフェリペ・マッサでした。マッサは、最終スティントをスーパーソフトで走行しました。6名のみが2ストッパーで、残りの完走者は全て1ストッパーでした。レース中の気温は、昨日の涼しい気候に比べ高くなりました。


ピレリ・モータースポーツ・ダイレクター ポール・ヘンベリーのコメント:
「序盤のセーフティーカー導入がレースへ興味深い要素を加え、数名のドライバーが独自の戦略にトライしていました。Formula One 史上においてもタイヤへの負荷が大きい現行マシンで、ダニール・クビアトは、ほぼ全てのラップを1セットのミディアムコンパウンドで走り切りました。他にも様々な戦略が見られた中、フェルナンド・アロンソ、ケビン・マグヌッセン、ロマン・グロージャンは1ストップ戦略を最大限に活用し、スターティンググリッド以上のポジションでフィニッシュすることができました。全3種類のコンパウンドで摩耗とデグラデーションのレベルが低かったため、予想通り1ストップ戦略が主流となりました。今回は、ピレリが2011年に Formula One へ復帰後 100戦目となる節目のグランプリでした」


コンパウンド毎のラップタイム上位:


ミディアム
1位 クビアト 1分42秒344
2位 グティエレス 1分42秒378
3位 リカルド 1分43秒538


ソフト
1位 ロズベルグ 1分39秒094
2位 ライコネン 1分40秒101
3位 ハミルトン 1分40秒266


スーパーソフト
1位 マッサ 1分39秒743
2位 ロズベルグ 1分41秒364
3位 ウェーレイン 1分41秒907


最長スティント:
ミディアム 51 周(クビアト)
ソフト 41 周(サインツ)
スーパーソフト 27 周(エリクソン)


Truthometer:
53周で争われるレースで、我々の予測した最速戦略は、スーパーソフトでスタート、18周でソフトへ交換する1ストップ戦略でした。ロズベルグは、ほぼ同じ戦略を採りましたが、序盤のセーフティーカー導入もあって、第1スティントで21周を走行しました。


インフォグラフィックスで見る 2016ロシアグランプリ決勝
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インフォグラフィックスで見る 2016ロシアグランプリ決勝
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(ピレリジャパンプレスリリース)




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