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ホンダ密着:総責任者交代、旧体制の経験は継続

2016年2月24日

 バルセロナ・テスト2日目は、ホンダのF1プロジェクト総責任者の交代というニュースから始まった。さらにテストが行われているカタロニア・サーキットでこの日、新旧の総責任者による会見を行うということで、テスト中もマクラーレンのホスピタリティテントに、代わる代わるメディアが駆け寄って中の様子を覗いていた。筆者も数人の海外メディアから、ホンダの決定と新しく総責任者に就いた長谷川祐介氏についての情報を尋ねられた。

 実は長谷川 総責任者がカタロニア・サーキットを訪れるのは、今回が初めてではない。ホンダがBARと組んで戦った第三期F1活動には、エンジンサイドのレースエンジニアとしてジャック・ビルヌーブや佐藤琢磨と仕事をした経験がある。その後、チームはホンダとなり、長谷川氏はエンジンサイドのチーフエンジニアとしてテストレースの両面で現場の運営を支えた。

 その後、ホンダは2008年限りでF1を一時撤退。長谷川氏とともに仕事をしたイギリス・ブラックリーのファクトリーのスタッフたちは、ブラウンGPを経て、2010年にメルセデスが買収。ホンダがF1に復帰した2015年にはチャンピオンとしてライバルチームになっていた。そのことを尋ねられた長谷川氏は「いえいえ、かつて一緒に仕事したメンバーが活躍する姿を見るのはうれしいです。(去年も)レース見ていて、応援していました。ボノ(レースエンジニア/ピーター・ボニントン)はBAR時代から一緒に仕事してきた仲だったので、去年のモナコでピットミスして優勝を逃したときは同情しましたよ。もちろん、我々と競うようになれば、話は別ですが(笑)」

 今回、総責任者の座を譲ることになった新井氏だが、会社の決定を尊重している。それは、後任となる長谷川氏は、信頼できる部下の一人だからだ。

「96年のインディのチャンピオンは、彼なくしては取れなかった。長谷川が開発した制御システムが力を発揮しました」と新井氏。

 その長谷川氏にとっても、新井氏はホンダに入社したときからの尊敬する上司である。ホンダが撤退した翌年は元同僚たちの活躍を応援するためにF1を見ていたが、その後はぱったりとF1を見なくなった。しかし、ホンダがF1に復帰した2015年は、モータースポーツを担当する部署でなかったにもかかわらず、深夜にテレビのスイッチを点けてF1をフォローするようになったという。しかし、そこで見たのは厳しい現実だった。長谷川氏は、そのことを以下のように語っている。





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