F速分析:跳ね馬、レースペースが向上か!?
2015年6月6日
超低速の市街地コースであるモナコから、F1の舞台はカナダ・モントリオール、サーキット・ジル・ビルヌーブへと移って参りました。一見して全く特性の異なるコースのように思えますが、ストップ&ゴー、そしてミュー(摩擦係数)の低い路面と似た要素も多く、持ち込まれたタイヤはソフトとスーパーソフトという、モナコと全く同じ組み合わせです。このふたつの“柔らかい”タイヤをいかに上手く使うかが、ここカナダを攻略する上では非常に重要。現に、これまでの歴史の中でも、タイヤが優劣を分けたという例が多いのが、カナダGPなのです。
さて、今年のカナダGPはどういった展開になるのか? 初日フリー走行の結果から、予想をしてみることに致しましょう。
フリー走行2回目(FP2)は、セッション開始直後こそドライコンディションで行われていたものの、開始後30分ほど過ぎた頃からバケツをひっくり返したようなスコールが襲来。この降雨はある程度予想されていたため、各チームはフリー走行1回目(FP1)でもソフトタイヤを履いて、精力的に走行を重ねました。なので今回は、この両方のセッションの結果から、勢力図を分析してみることにします。
結果から言えば、今回も先頭を争うのは、やはりメルセデスAMGとフェラーリの2チームになりそうです。ただ、両者の走行プログラムが違ったためか、単純な比較をしにくく、優劣の判断は頭を悩ませるところです。
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7/26(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
7/27(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
7/28(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
※ベルギーGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 277 |
2位 | ランド・ノリス | 199 |
3位 | シャルル・ルクレール | 177 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 167 |
5位 | カルロス・サインツ | 162 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 150 |
7位 | セルジオ・ペレス | 131 |
8位 | ジョージ・ラッセル | 116 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 49 |
10位 | ランス・ストロール | 24 |
※ベルギーGP終了時点
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 408 |
2位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 366 |
3位 | スクーデリア・フェラーリ | 345 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 266 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 73 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 34 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 27 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 11 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 4 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
2024年F1カレンダー
第14戦 | ベルギーGP | 7/28 |
第15戦 | オランダGP | 8/25 |
第16戦 | イタリアGP | 9/1 |
第17戦 | アゼルバイジャンGP | 9/15 |
第18戦 | シンガポールGP | 9/22 |