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ベルニュ「不運がいくら続いてもチャンスを信じる」

2014年5月12日

 2014年F1スペインGPの日曜決勝で、トロロッソのジャン−エリック・ベルニュはリタイア、ダニール・クビアトは14位だった。

■スクーデリア・トロロッソ
ジャン−エリック・ベルニュ 決勝=リタイア
「今、不運に付きまとわれていると思っているか」という質問を受けた。そう見えるかも知れないけど、これも戦いの一部だ。

 僕はいつだって自分ができることをすべてやっているし、チームは懸命に働いているが、それでも問題が起こる可能性がある。

(FP2でホイール脱落が起きたことで)10グリッドペナルティを科されたが、それに関しては誰も責めない。僕がクラッシュしてしまったときには、チームが僕のミスのつけを払ってくれる。すべてレースの一部なんだ。

 今日は困難な状況の中でもいいレースをしようと強く決意していた。ファーストスティントは本当に厳しかった。左フロントのブレーキにトラブルがあり、そのためフロントがロックした。それでもオプションタイヤでのペースはとても強力だった。最終的にはエキゾーストのトラブルが起きてレースを終えることになったが。

 でも自分にはいつかチャンスが訪れると、ポジティブに考えている。僕はF1マシンを走らせ、たとえどんな状況でもそれを楽しんでいるんだ!

 このレースウイークエンドのことは過去のこととしよう。来週はここでテストがあるし、すぐ後にはモナコGPが行われる。モナコでいいレースウイークエンドを送るため、僕とチームは協力し合って努力するつもりだ。


ダニール・クビアト 決勝=14位
 正直な話、本当に難しいレースだった。僕らには速さがなかったんだ。

 ファーストスティントはとてもポジティブで、ポイント争いができるのではないかと思っていた。でも終盤、タイヤウエアが激しく、ペース不足もあって、厳しいレースになった。

 1周目はまずまずで、たくさんのバトルの中でアウト側から何台か抜き、ファーストスティント終盤には2台のフォース・インディアの後ろに迫ることができた。

 でも残念なことに抜けるほどは近づけず、最終スティントで新品オプションタイヤを履き、終盤に2台ほど抜いたが、入賞圏内に入ることはできなかった。




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