2014年F1マレーシアGPの日曜決勝で、ケータハムの小林可夢偉は13位を獲得した。
■ケータハムF1チーム
小林可夢偉 決勝=13位
シーズン2戦目で13位というのはチームにとってとてもいい結果です。決勝まではひどい週末だったのでなおさら嬉しいですね!
最高のスタートを決めて、今回はブレーキトラブルもなくターン1に入っていけました。1周目の終わりには16位に上がり、前にいる(エイドリアン・)スーティルと同じペースで走れました。金曜、土曜に比べるとマシンのパフォーマンスはかなりよかったです。
周囲の状況を常にチェックし、タイヤのデグラデーションは問題なかったので、戦略をそれに合わせ、オプションでのファーストスティントを長くとることにしました。ピットに入ったのは15周目、再びミディアムタイヤを装着しました。セカンドスティントの1周目からタイヤはとてもよく機能しました。
(マックス・)チルトンの前を走り、タイヤの新しいセットでとてもいいペースを発揮し、ザウバーの2台を追いかけ、すぐに追いつきました。
32周目に2度目のピットイン。最後のスティントではプライムを履きました。チェッカーまで長い道のりになるのは分かっていましたが、同時に、そのまま走り続けることができればいい順位でフィニッシュできることも分かっていました。結果、そのとおりになったのです。
マレーシアで13位になり、コンストラクターズ選手権で10位の座を取り戻すことができたことは、チーム全員にとって励みになります。まだやるべき仕事は山のようにあります。今日僕はたくさんの初めての経験をしました。このタイヤでフルタンクで走ったのは初めてだったんです。
僕らより上の1、2チームとしっかり戦えるようになるため、マシンのパフォーマンス向上を目指して引き続き努力していく必要があります。今の段階ではそれは現実的な目標だと思います。
でも、とりあえず今日のことを考えると、ようやくいい一日を過ごすことができたので、満足すべきだと思っています。