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アロンソ、リード拡大もハミルトンとの差は縮まる

2012年9月10日

LAT

 2012年のタイトル争いは、F1イタリアGPで3位に入ったフェルナンド・アロンソが予選のダメージを最小限にとどめ、貴重な15ポイントを手にした。

 アロンソは、予選のトラブルで決勝10番手スタートを強いられたが、レースではライバルの激しいブロックにあいながらも最終的には見事3位でチェッカー。レース中盤にアロンソとバトルを繰り広げたランキング2位(ベルギー終了時点)のセバスチャン・ベッテルがマシントラブルでリタイアしたため、24ポイントあった自身のリードを37ポイントまで広げた。

 ただ、アロンソが最大のライバルに挙げるマクラーレンのルイス・ハミルトンは、モンツァの優勝でランキング2位に浮上、47ポイントあったアロンソとの差を10ポイント縮めている。また、3位に浮上したキミ・ライコネンもハミルトンとはわずか1ポイント差、4位に後退したベッテルもハミルトンから2ポイントしか離れていない。

 一方、コンストラクターズ選手権は、これまで独走で首位に立っていたレッドブルが、モンツァのダブルリタイアで今季初のノーポイントに終わり、2位マクラーレンとの差が29ポイントまで縮まった。また、イタリアで27ポイントを獲得したフェラーリはロータスを抜いて3位に返り咲いている。




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