2012年F1ベルギーGPの日曜決勝で、マルシャのティモ・グロックは15位、シャルル・ピックは16位だった。
■マルシャF1チーム
ティモ・グロック 決勝=15位
夏休みの後にレースに戻れたことも嬉しいが、チームがとても大きな前進を成し遂げ、また本当の“レース”ができたこともすごくよかった。チームは強力なアップデートを持ち込むだけでなく、僕がこの数戦抱えていた問題を解決するための作業にも懸命に取り組んでくれたので、期待を感じられた。
ふさわしい結果を得るために僕らが協力してどのような働きができるのかを示すことにもなった。 金曜の作業はスムーズにスタートすることができなかったけれど、土曜の朝までには自分たちのポテンシャルを発揮しつつあった。決勝ではもっと強力に戦えることは分かっていたし、実際そのとおりだった。もっといいパフォーマンスを見せられた可能性があるが、マルドナドとの問題でレース序盤にロスし、レースを終える時点で、ペトロフに本来よりも大きなギャップを築かれてしまった。
今見えつつあるこの進歩を実現するために、僕らが一丸となって必死に努力してきたことをとても誇りに思う。サーキットに来ているスタッフ、ファクトリーのスタッフ全員に感謝したい。僕らはライバルと実際に戦える状態になりつつあるし、今日は素晴らしいレースを楽しめた。僕らの状況は向上する一方だ。今日の15位にはすごく満足している。
シャルル・ピック 決勝=16位
今回もベストのスタートができず、デ・ラ・ロサに長い間引っかかってしまい、たくさんの時間をロスした。1回ストップを選択して、終盤近くまではうまくいっていたが、最後はデグラデーションにとても苦労するようになり、タイヤが古くなったためティモに抜かれ、さらに引き離されてしまった。
今回のレースで成し遂げた進歩をすごく喜んでいる。努力してくれたチームに感謝したい。主なライバルたち全員の前でフィニッシュできるようになるまで、この調子で前進し続けなければならない。でも今日僕らチームは素晴らしいレースをしたし、少なくともチーム全体がとてもいい仕事をしていることを示せた。モンツァが楽しみだ。