ドイツGP3回目となるフリー走行はマクラーレンのキミ・ライコネンがトップタイム。2番手、3番手はファン-パブロ・モントーヤ(マクラーレン)、フェルナンド・アロンソ(ルノー)がマークした。以下、クリスチャン・クリエ(レッドブル)、フェリペ・マッサ(ザウバー)のトップ5。佐藤琢磨(BARホンダ)は10番手、チームメイトのジェンソン・バトンは11番手、トヨタ勢はヤルノ・トゥルーリが8番手、ラルフ・シューマッハーが18番手となった。
土曜午前9時(現地時間)からドイツGPフリー走行3回目は始まった。天候は晴れ、気温18度、路面温度23度、湿度60%というコンディション。
セッション序盤はマクラーレン、ミナルディ、ジョーダン勢の計6台が1周のみのインスタレーションラップを行うという状態。開始13分過ぎになってルノーのジャンカルロ・フィジケラとフェルナンド・アロンソが最初にフルラップを走り、それぞれ1分17秒365と(フィジケラ)1分16秒702(アロンソ)のタイムをマークしていった。
セッション中盤に入って、ラルフ・シューマッハー、ルーベンス・バリチェロ、ミハエル・シューマッハー、キミ・ライコネンらが加わって出走全台数の約半分となる11台が計測ラップを行い、ライコネンが1分15秒823でアロンソのタイムを更新してトップに立ち、いち早く15秒台に突入していった。
セッション終了15分前あたりになり、残りの9台のマシンもコースへ。佐藤琢磨、ジェンソン・バトン、ファン-パブロ・モントーヤらがフルラップ走行を重ね、そのなかで速さをみせたのはモントーヤで1分15秒753で僚友ライコネンのタイムを更新してトップに立つ。しかしセッション終了直前にライコネンが1分15秒684をマークして再びトップに立ち、フリー走行3回目は終了した。以下、モントーヤ、アロンソ、クリスチャン・クリエン、フェリペ・マッサ、デイビッド・クルサードというトップ6だった。