ドイツGP2回目のフリー走行が行われ、マクラーレンのアレクサンダー・ブルツが午前に続いて一番時計。トヨタのドライバーはリカルド・ゾンタは5番手、ヤルノ・トゥルーリが9番手、ラルフ・シューマッハーが11番手。佐藤琢磨(BARホンダ)は18番手、チームメイトのジェンソン・バトンは13番手となるタイムで本日の走行を終えている。
午前のセッションに続いて行われたフリー走行2回目の気温は21度、路面温度28度、湿度53%というコンディションでスタートした。すぐに出走しタイム計測したのはアレクサンダー・ブルツ(マクラーレン)、リカルド・ゾンタ(トヨタ)、ビタントニオ・リウッツィ(レッドブル)のサードドライバー3人とジョーダンのティアゴ・モンテイロ、キミ・ライコネン、ジャンカルロ・フィジケラの6台。その後、午前中のセッションではインスタレーションラップのみとなったフェルナンド・アロンソをはじめファン-パブロ・モントーヤ、ミハエル・シューマッハー、ジェンソン・バトン、佐藤琢磨らも徐々にコースイン。そんななか、速さを見せたのはライコネンで1分15秒815でトップタイムをマーク。一時はそれにブルツ、モントーヤと続きマクラーレン勢がトップ3を占めた。
セッション中盤に入ってもマクラーレンの速さは止まらない。ライコネンが順調に周回を重ね1分15秒180で自らのタイムを更新していくと、それを僚友ブルツが1分13秒973でライコネンのタイムをパス。唯一となる13秒台に突入してトップに立つと、それにライコネン、アロンソが15秒台で続いていった。
セッション終了20分前のあたりになりと、ライコネンが1分14秒576で0.6秒差にまで迫るが、ブルツのタイムには届かず。その後も各ドライバーが走行を重ねるがブルツのタイムを更新するマシンは現れず、そのままブルツが午前に続いてトップに立ち金曜日のセッションは終了した。以下ライコネン、アロンソ、モントーヤ、ゾンタ、フィジケラ、フェリペ・マッサ、リウッツィ、ヤルノ・トゥルーリ、ミハエル・シューマッハーというトップ10だった。なお、デイビッド・クルサードは開始24分に最終コーナーでスピンして、リヤをバリアにヒット。2周のインスタレーションラップのみでフルラップ走行を行っていない。