フェラーリのジャン・トッド監督によれば、フェラーリチームは、もう1チーム、トップチームがブリヂストンユーザーに加わるとしても不服はないという。実際のところ、テストではかなりの助けになるため、むしろ歓迎だということだ。
　ブリヂストンがミシュランに圧倒されたスペインGPの後、トッドが語ったところでは、フェラーリは、現時点でブリヂストンを履く唯一のチームだということだ。ジョーダンとミナルディは実際、勘定に入らないということらしい。
「私たちは、ブリヂストンタイヤを履く唯一のチームとして戦っている」と、トッドは日曜のレースの後で語った。
「これまで言ってきたとおり、ブリヂストンは素晴らしいパートナーだ。私たちは彼らと共に、ほかのどこよりも多く優勝してきているからだ。だが、ごくわずかに問題があるとすれば、現在、8台のマシンに先を行かれてしまっているということだ」
「だが、それに文句を言っているか？いや、状況は分かっているが、この状況は私たちの望んだものだ」
「とはいえ、もう1チーム、トップチームが、ブリヂストンタイヤを履くことには、反対するつもりはない――それは、テストでは大いに助けになるだろう」と、トッドは締めくくった。

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