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フィジケラにスチュワードから警告

2005年3月22日

 接触事故を起こしたふたりのドライバーの見解が一致したためしはないが、マレーシアGP後のマーク・ウエーバーとジャンカルロ・フィジケラのふたりも、やはりそれぞれ異なった表現でアクシデントについて語っている。
 ウイリアムズは2戦連続でリタイアを出してしまった。オーストラリアではニック・ハイドフェルドがクラッシュ、マレーシアではウエーバーだ。
 グリップを失いペースが落ちる中、3位を必死に守っていたフィジケラを、ウエーバーは積極的に追い、ついに最終ヘアピンでアクションを起こした。
 しかし理想的なラインからわずかに外れたウエーバーは、次のコーナーでフィジケラにイン側に入られてしまう。前に出たと確信していたウエーバーはタイトにコーナリングするが、フィジケラがライン上におり、両者がブレーキングを遅らせた後、ルノーがロックしてスライド、ウエーバーと接触。2台ともリタイアという結果に終わってしまった。
 フィジケラは次のように語っている。「レース序盤、マシンのバランスはあまりよくなくて、1回目のピットストップの後は、フロントのダウンフォースがかなり低下してしまった。何かトラブルがあったんだと思う。レースペースが2秒も落ちてしまった。マシンは1周を通してアンダーステアで、全くグリップがなかった」
「ウエーバーはターン14で追い抜きをかけてきた。その後ストレートで僕が抜き返して前に出た。彼はコーナー入り口でアウト側にラインを取っていた。僕がブレーキングした時、マシンのリヤがスライドしてしまったが、マークの方にはそれに対処するだけの余裕がなく、接触となってしまった。僕としては、あれはレーシングアクシデントだと考えている」
 一方のウエーバーの意見はこうだ。「フィジケラのタイヤの寿命が近づいていたせいで、長いこと足止めをくった。残り20周のあたりで、彼のタイヤのコンディションはどんどん悪くなり、ターン14で彼を追い抜いた。その時、十分なスペースを残しておいたよ。その次のコーナーで彼はインサイドに切り込んできた。彼は路面の汚れた側にいたから、止まるのは難しいだろうと思った。僕は路面のきれいな方へ進んだら、フィジはブレーキングを遅らせすぎたんだと思うが、汚れた路面のせいでタイヤをロックさせてしまい、リヤエンドが滑って、僕を押し出したんだ」
 ふたりのドライバーはスチュワードから呼び出しを受け、説明を求められた。その後、関係者たちがビデオを見て検証した結果、フィジケラのみが警告を受ける結果となった。ペナルティーなどは課されていない。
「僕はジャンカルロを大変尊敬している」とウエーバーはロイターに対し語っている。「彼は素晴らしいドライバーだし、毎週末あんなことをやっているわけじゃないからね。でも、あの時僕があそこにいなくても、彼のレースは終わっていただろう。あの時グラベルにはみ出していたんだから」




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