レッドブル・ジュニアチームのメンバーであるニール・ジャニとスコット・スピードは、今月の終わりにバルセロナで行われるチームのテストに参加することが認められた。

　今年初めて行われるGP2シリーズにおいてレッドブルのカラーリングを身に付けるこのふたりは、チームがF1バーレーンGPとサンマリノGPに向けて3月24日と25日に行うカタルニア・サーキットでの準備作業に参加することとなった。
　このスイスとアメリカ出身のドライバーは、さまざまなフォーミュラ・レースに参戦する現在16人いるレッドブルのドライバーのうちのふたりであるが、F1以外ではもっとも高い水準のレースに参加している。スピードはこれまでドイツとヨーロッパでフォーミュラ・ルノーを制し、最近行われたGP2の合同テストではトップタイムを出している。またジャニは、インフルエンザでセッションの多くに参加できなくなった後は、自分のペースを守っている。
「自身でF1チームを所有することで、ジュニアドライバー育成プログラムにとっては理屈の上では頂点のチームを持つことになった」レッドブル・レーシングのチーム代表、クリスチャン・ホーナーは語った。「バルセロナのテストは、我々の開発スケジュールの一部だ。そこでは昨年の車を使うこととなる。エンジンテストの作業にはレースドライバーを必要とはしない。だからスピードをF1に招待することにしたのだ。またジャニはすでに昨年ザウバー-ペトロナスとレッドブル・レーシングでテストの経験がある。ふたりは、バルセロナの2日間でテストをまっとうするだろう」

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