シーズン最終戦のブラジル・グランプリで、ファン‐パブロ・モントーヤ(BMWウイリアムズF1チーム)が、去り際の最高のプレゼントとなる勝利をチームに残した。2005年にチームメイトとなるキミ・ライコネン(ウェスト・マクラーレン・メルセデス)との激しい競り合いに勝ち、今季初優勝、F1通算4勝目を挙げた。
ピエール・デュパスキエ ミシュラン・モータースポーツディレクター
「シーズンの締め括りとしてこれ以上の結果はありません。最後まで全力で戦ったウイリアムズとマクラーレンのスタッフを賞賛したいですね。もちろん、激しいバトルを繰り広げたファン‐パブロ・モントーヤとキミ・ライコネンもです。私たちがシーズン中からいってきたことの証明になりました。私たちはすべてのチームに競争力のあるタイヤを供給してきました。さまざま状況から、私たちの力に見合う結果がついてこなかっただけです」
「今日のレースでは他にも興味深い場面が見られました。路面が最も濡れていた1周目に、キミ・ライコネンは簡単にルーベンス・バリチェロを抜くことができました。これは私たちのインターミディエートタイヤの競争力を証明しています。また、ウェットコンディションをドライタイヤで走ったフェルナンド・アロンソの目覚ましいパフォーマンスも賞賛すべきでしょう。路面の一部が私たちの予想よりも濡れていたため、当初は思った以上にタイムを落としましたが、先頭に立ってからは素晴らしいペースでその位置を守りました。滑りやすいコンディションで、ミシュランのドライタイヤがパートナーにとって大きなアドバンテージになることを、再び明らかにしました」
「素晴らしい結果でしたが、これで気持ちを緩めることはありません。これから冬の仕事が待っていますし、その先には2005年シーズンがあります。メルボルンを目指して頑張ります」