F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

ホンダF1、“スペック3”エンジンをアロンソ車でテスト。最高速向上を確認も、本格投入はせず

2017年6月24日

 F1アゼルバイジャンGP金曜、ホンダがフェルナンド・アロンソのマクラーレンでアップグレード版のエンジン、“スペック3”をテストしたと報じられている。


 英AUTOSPORTは、金曜走行前の時点ではホンダはバクーにおけるプランについて多くを語ろうとしなかったが、2回のセッションでアロンソのマシンにアップデートしたICE(エンジン)を搭載したと伝えている。


 ホンダがこの数週間取り組んできたアップグレードパーツすべてが採用されたわけではないが、この日の走行から、ホンダのエンジニアたちは心強い結果を得ることができたようだ。


 アロンソはギヤボックストラブルにより、FP2を途中で切り上げる結果になり、それ以前の走行もイエローフラッグの影響を受けて完全にクリーンな走行はできなかったものの、直線スピードのデータにはポジティブな兆候が見られている。


 FP2でアロンソとチームメイトのストフェル・バンドーンは、似たようなダウンフォースレベルで走っていたが、メインスピードトラップでの速度は、新エンジンを積んだアロンソは203mph、従来の“スペック2”を積んだバンドーンは195mphだった。


 しかし最速はフォース・インディア・メルセデスのエステバン・オコンが記録した220mphであり、これと比べるとまだまだ差は大きい。


“スペック3”には明らかにアドバンテージがあるようだが、アロンソは土曜から以前のバージョンのエンジンに戻す予定だといわれている。
 
 アロンソは今回、MGU-Hとターボチャージャーを交換し、すでに15グリッド降格が決まっている。そのため、バンドーンとともに最後列からのスタートになる見込みであり、チームとしては、後方を走ることになりそうなレースで新しいユニットを投入してマイレージを消費するようなことは避けたいとの判断のようだ。


 ホンダは、初期走行を終えた新しいエンジンを、次回搭載するまでに、信頼性のトラブルの兆候などについてチェックすることができる。この“スペック3”は次戦オーストリアGPで再び投入されるものと考えられている。   



(AUTOSPORTweb)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています




レース

6/21(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
6/22(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
6/23(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※スペインGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン219
2位ランド・ノリス150
3位シャルル・ルクレール148
4位カルロス・サインツ116
5位セルジオ・ペレス111
6位オスカー・ピアストリ87
7位ジョージ・ラッセル81
8位ルイス・ハミルトン70
9位フェルナンド・アロンソ41
10位角田裕毅19

チームランキング

※スペインGP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング330
2位スクーデリア・フェラーリ270
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム237
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム151
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム58
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム28
7位BWTアルピーヌF1チーム8
8位マネーグラム・ハースF1チーム7
9位ウイリアムズ・レーシング2
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第10戦スペインGP 6/23
第11戦オーストリアGP 6/30
第12戦イギリスGP 7/7
第13戦ハンガリーGP 7/21
第14戦ベルギーGP 7/28
  • 最新刊
  • F1速報

    Vol.6 第7戦エミリア・ロマーニャGP & 第8戦モナコGP & 第9戦カナダGP号