最新記事
- 2年ぶり、2勝目のラッセル「信じられない! ...
- 優勝を失う手痛い接触「奇妙な動きに見えた。...
- 角田裕毅、戦略はまらずペースも不足「第3ス...
- 【F1第11戦決勝の要点】無意味なバトルを繰り...
- 【ポイントランキング】2024年F1第11戦オース...
- 【正式結果】2024年F1第11戦オーストリアGP決勝
- ラッセルが2年ぶりの美酒。首位を争うフェル...
- 内紛とライバルの追い上げに揺れるレッドブル...
- スプリント決勝、予選と苦戦が続くルクレール...
- 2024年F1第11戦オーストリアGP予選トップ10ド...
- 2024年F1第11戦オーストリアGP予選トップ10ド...
- メルセデスが3戦連続で予選トップ3。決勝へ向...
F1 Topic:どっしり構える元フェラーリのアリソンと壁にもなれるチーム代表
2017年3月9日
3月7日に再開された第2回F1バルセロナ合同テスト。カタロニア・サーキットに元フェラーリのテクニカルディレクターだったジェームス・アリソンの登場した。
3月1日からメルセデスAMGの一員として仕事をスタートさせていたアリソン。メルセデスAMGのチームウェアをまとってサーキットに姿を現したのは、今回が初めてだった。テクニカルディレクターを務めるアリソンは技術部門を統括する役割を担うため、テストでは自らが動き回るということもなく、泰然自若としていたのが印象的だった。
対照的だったのが、フェラーリのマウリツィオ・アリバベーネ代表。そもそもテストにチーム代表が来ることは珍しい。メルセデスAMGでチーム代表的な存在であるトト・ウォルフ(エグゼクティブディレクター/ビジネス)が2回目のテストにやってきたのは2日目の午後。妻のスージー同伴だった。レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は2回目のテストにまだ来てもいない。
そんな中、アリバベーネ代表は1回目も2回目も、毎日朝から晩までいる。しかも、彼はピットレーンに出てきて、コースを走行するマシンを時折、チェックしている。
2回目のテスト2日目の朝には、こんなことがあった。キミ・ライコネンがステアリングを握ったこの日、フェラーリはテストスタート直後のインスタレーションラップで、リヤ周辺の空力のデータ収集を行っていた。
データ収集を終えて、ピットインしてきたマシンには大掛かりなセンサーが取り付けられており、その姿を写真に収めようとカメラマンが群がると、メカニックたちが撮影されないようにパーテーションでマシンを隠していた。
しかし、ガレージに戻そうと移動しているマシンをパーテーションだけで完全に隠すのは至難の技で、パーテーションの切れ目からどうしても車体が見えてしまう。するとその様子を見ていたアリバベーネ代表は、見ていられなくなったのか、次の瞬間、とんでもない行動に出たのである。それは、自らが壁になって、カメラマンたちの前に立ちはだかったのだ。
これには我々メディアだけでなく、フェラーリのスタッフたちも呆然自若!!
現場介入が甚だしいセルジオ・マルキオンネ社長に、サーキットで自ら動き回るアリバベーネ代表のイタリア人2トップと、冷静沈着なイギリス人のアリソンとの反りが合わなくなるのは、自明の理だったのかもしれない。
(Masahiro Owari)
関連ニュース
1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |