2013年F1イタリアGPの金曜プラクティスで、フェラーリのフェルナンド・アロンソは2位/5位、フェリペ・マッサは14位/8位だった。
■スクーデリア・フェラーリ
フェルナンド・アロンソ フリー走行1=2位/2=5位
いつもの金曜と同じ感触だ。自分たちのパフォーマンスレベルにものすごく満足できるわけではないが、すごくがっかりしているわけでもない。真の勢力図を知るには予選のなりゆきを見る必要がある。
ここでもまたレッドブルはとても強そうだ。予選に向けて精いっぱい準備を整えるため、コンマ数秒の差を埋めることを目指し、たくさんの作業に取り組む必要がありそうだ。
今日集めたデータをこれから分析しなければならないが、ここに持ち込んだアップデートに関しては、一部はうまく機能し、一部はもう少し評価をする必要がある。
ホームのファンの前でいい予選といいレースをするため、自分たちが手にしているものから最大限の力を引き出さなければならない。
天候が味方してくれることを願うよ。日曜の予報では嵐が訪れるとも言われているから、どういうコンディションになろうと対処できるよう準備を整えておく必要がある。
ここではタイヤのデグラデーションがとても低いから、他のレースよりもピットストップの回数は少なくなるはずだ。
フェリペ・マッサ フリー走行1=14位/2=8位
理想的なダウンフォースレベルを見つけるため、さまざまな空力ソリューションを評価するプログラムに沿って、たくさんのものをテストした。次の仕事はすべてのデータを分析し、予選と決勝に向けてマシンを向上させる方法を理解することだ。
すべてが順調だったわけではなく、2回目のセッション終盤には、ファーストスケインの立ち上がりでギヤボックストラブルに見舞われた。1速から2速に変えようとしたら、3速に入ってしまったので、ゆっくりとピットに戻った。何が起きたのか正確には分からないが、深刻な問題ではないと思っている。
楽な週末ではなさそうだ。ライバルたちは両方のコンパウンドで素晴らしいラップタイムを出しており、レースペースもよさそうだ。でも僕らもできるだけいいパフォーマンスを見せるためにやれるだけのことをする。