2012年F1バーレーンGPの金曜プラクティスで、トロロッソのダニエル・リカルドは20位/11位、ジャン−エリック・ベルニュは17位/14位だった。
■スクーデリア・トロロッソ
ダニエル・リカルド フリー走行1=20位/2=11位
重要なことは1日の中で前進できたことだ。最初のセッションではあまりうまくいなかった。タイヤをうまく機能させることができなかった。プライムではホイールスピンをしてしまい、それによってオーバーヒートし、グリップが不足していた。やるべきことは分かっていたが、コース上ではそれがうまくできなかった。2回目のセッションではよくなった。タイムシート上でポジションアップできたことから見ても分かると思う。もっと重要なことは、マシンのフィーリングが良くなっていると自分が感じていること。さらなる前進が必要だし、明日に向けてマシンにするべきことに関しても、いくつかの選択肢がある。タイヤの第一印象は、オプションの方が良く、暑いコンディションにより対応できているようだ。日曜のレースで1ストップ作戦を取るドライバーがいるとは思わないし、リヤタイヤを労わることが優先事項となるだろう。
ジャン−エリック・ベルニュ フリー走行1=17位/2=14位
僕とメカニックにとってとても忙しい1日だった。最初のプラクティスセッションで、僕は上海で使ったマシンをベースにして、古いスペックのマシンで走り始め、ダニエルがニュースペックで走行した。彼の方が良かったので、午後のセッションではそっちの仕様に切り替えた。間違いなくいい改良がされていたし、大きく前進することができた。でも明日に向けてはバランスをもっと改善させる必要がある。FP3でさらに進歩できれば、いい状態になるだろう。タイヤは簡単にオーバーヒートしてしまうので、管理するのは相当難しい。これはいいレースにするためのキーポイントのひとつになるだろう。