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日本GPプレビュー:ルノー

2005年10月4日

 前戦ブラジルGPでフェルナンド・アロンソはドライバーズタイトルを獲得したが、ルノーはコンストラクターズ選手権首位をマクラーレンに譲り渡した。今週末の日本GPで、チームは両チャンピオンシップ制覇に向け、ベストを尽くす。

 アロンソにとって、日本GPはこれまでの戦いと同じなのだろうか、それとも彼にとっては新しい時代の幕開けになるのだろうか。
「両方だと思う」とアロンソ。「僕らが到着したら、ものすごい注目を浴び、質問攻めにあって、たくさんのカメラを向けられると思う。でも一度マシンに乗り込んだら、あとは普段どおりに働くだろうね。僕らには戦うべきレースがあり、勝ち取るべき別のチャンピオンシップがある。僕は、僕らが2005年シーズンのベストであるということ、それこそが事実だと思っているし、これまで同様にコンストラクターズ・タイトル獲得を目指して、フィジと一緒に全力を尽くすつもりだよ。僕らはそうできると思っている」
 鈴鹿サーキットについて、アロンソは次のように語った。
「鈴鹿はいつも楽しんでるよ。すごくテクニカルな複合サーキットで、ドライバーの誰もが気持ちよく走っている。高速コーナーも多くて、そこが一番のチャレンジだ。エンジニアにとっても相当に分かりづらくて、セッティングをちゃんと仕上げるのも、彼らには挑み甲斐のある仕事だね。それに、F1をサポートしてくれる大勢のファンがいて雰囲気も最高だから、いつも週末を楽しんでいる」
 昨年は台風が襲来したこともあり、常に悪天候に見舞われる可能性がある。そのことについては、どう考えているのだろうか。
「別に問題ないよ。この間のスパ(ベルギーGP)で、今年のタイヤは抜群だと分かったし、そのレースでも同じタイプのタイヤで戦い抜くことができた。路面が最初はウエットの状態で、終盤にはドライになったけど、そのタイヤのままで非常にうまくいった。悪天候が週末のカギになるかもしれないけど、ミシュランタイヤがあれば、どんなチャレンジにも挑んでいける。彼らミシュランは今年、立派な仕事をこなしているね」


 チームメイトのジャンカルロ・フィジケラには、まずブラジルGPを振り返ってもらった。
「フェルナンドが王者に輝いて、チームにとっては最高の週末になったよ。夜遅くまで彼をお祝いし続けたんだ! でも日曜の午後は、僕にとってはタフだったよ。マシンはスタート時点からオーバーステアで、レースの間ずっと、そのマシンとタイヤでペースを乱さないようにするのは、大変な仕事だった。結局、やれるだけのことをやっても4位が精一杯だったと思うから、取り損ねたのは僅か1ポイントということになるけれど、言うまでもなく、土曜日の夜に期待していたほどは良くなかったね」
 コンストラクターズ争いの山場になりそうな日本GPについては、次のように語った。
「そう、正念場になるだろうね。鈴鹿もまた素晴らしいサーキットだ。第1セクターはかなりチャレンジングで、左回りのロングコーナーがたくさんあるので、首への負担も大きい。いくつかのセクションは全速で駆け抜けなくてはならず、優れたエンジンが必要だ。しかも最終コーナーを立ち上がり、スタートラインを高速で駆け抜けるためには、適切なダウンフォースといいトラクションが必要なんだよ」
 さらに、彼は日本で素晴らしい週末を送れそうだという。
「僕らはスピード自体ではマクラーレンのレベルには達していない。それは間違いないけど、近づいてはいるよ。鈴鹿は僕の好きなサーキットのひとつでもあるから、好印象を抱いてるんだ。ファンの人たちも素晴らしいね。僕のファンクラブが日本にもあってね、金曜の夜に彼らと会うんだ。そのイベントのおかげで、週末がより特別なものになりそうだよ。鈴鹿でレースに出るのが、今から本当に楽しみだ」




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