ニコ・ロズベルグが圧勝で優勝戦線に帰ってきたスペインGP。ルイス・ハミルトンはスタートで失った2位を取り戻し、あわよくば勝利を奪い取ろうと、3ストップで飛ばして見せた。誰もが知り尽くした場所だからこそ、シビアな戦いとなるバルセロナ。66周のレースをドライバーとチームの無線交信で振り返る。

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＜LAP2＞
フェリペ・ナッセ→（ドライバーからチームへ）「なぜだかわからないけど右フロント（タイヤ）に、すごくバイブレーションが出ている」

＜LAP4＞
ロマン・グロージャン→「フロントウイングにパストール（マルドナド）が接触した。チェックしてくれ。高速コーナーでリヤのバランスに問題がある」
←（チームからドライバーへ）「OK、確認する」

＜LAP7＞
ジェンソン・バトン→「ものすごくリヤに苦しんでいる。アンダーステアなのにスロットルを踏むと途端にグリップがなくなるんだ」

＜LAP8＞
ルイス・ハミルトン←「プランBを考えている」

＜LAP12＞
バルテリ・ボッタス←「我々から見て、良い状況だ。プランBで行く」

＜LAP13＞
ルイス・ハミルトン←「バイトポイント4、ハンマータイムだ！」
←「ピットに入れ。ベッテルと争っているぞ」

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