GP直送:ハミルトン、予選クラッシュの原因
2014年7月20日
LAT
ドイツGPの予選Q1でクラッシュしたハミルトン。原因はブレーキのトラブルだった。土曜日の朝にハミルトンのブレーキディスクをカーボンインダストリー製からブレンボ製に交換していたことを、チームは予選後の会見で認めた。その理由をハミルトンは次のように説明している。
「ここはビッグブレーキングポイントがいくつかあって、その時のブレーキの感触がブレンボ製の方が良いと判断したんだ。というのも、僕は他のドライバーよりもブレーキを遅く踏む傾向にあるから、ブレーキペダルを踏んだ瞬間の感触がとても重要なんだ」
しかし、それが裏目に出た形となった。チームは予選後、緊急ミーティングを開いて、予選でトラブルに見舞われたブレンボ製のブレーキディスクの使用を断念。チームメイトのロズベルグと同じカーボンインダストリー製に戻すことを決定した。ただし、今回の問題はブレーキの変更を行ったハミルトンに原因があったわけではなく、「ふたりともグランプリごとに2種類のディスクを試して、自分のドライビングスタイルに合う方を選んでいる」と、偶発的な事故だったと説明している。
ドイツGPの予選Q1でクラッシュしたハミルトン。原因はブレーキのトラブルだった。土曜日の朝にハミルトンのブレーキディスクをカーボンインダストリー製からブレンボ製に交換していたことを、チームは予選後の会見で認めた。その理由をハミルトンは次のように説明している。
「ここはビッグブレーキングポイントがいくつかあって、その時のブレーキの感触がブレンボ製の方が良いと判断したんだ。というのも、僕は他のドライバーよりもブレーキを遅く踏む傾向にあるから、ブレーキペダルを踏んだ瞬間の感触がとても重要なんだ」
しかし、それが裏目に出た形となった。チームは予選後、緊急ミーティングを開いて、予選でトラブルに見舞われたブレンボ製のブレーキディスクの使用を断念。チームメイトのロズベルグと同じカーボンインダストリー製に戻すことを決定した。ただし、今回の問題はブレーキの変更を行ったハミルトンに原因があったわけではなく、「ふたりともグランプリごとに2種類のディスクを試して、自分のドライビングスタイルに合う方を選んでいる」と、偶発的な事故だったと説明している。
ハミルトンはブレーキをチームメイトと同じメーカー製に戻すとしたものの、ここでひとつ問題が発生する。それは現在のF1のレギュレーションでは、予選に参加するためにQ1で最初にコースインした瞬間からパルクフェルメ状態となり、マシンの変更は禁止されている。つまり、ブレーキのスペックを変更するハミルトンは、ピットレーンスタートとなる可能性があるということだ。
しかし、チーム代表のトト・ウォルフは「パフォーマンス向上ではなく、安全性が理由であれば、それは適用されない」という考えを示した。また、激しくタイヤバリアにクラッシュしたハミルトンのマシンは、ギヤボックスにダメージを受けている可能性もある。もしギヤボックスを交換する必要があれば、5グリッド降格。たとえピットレーンスタートを免れても、予選16位だったハミルトンは、21番手スタートということになる。
はたしてハミルトンは、日曜日のレースをどのポジションからスタートすることになるのか? いずれにしも、厳しい状況であることに変わりはない。
(尾張正博/F1速報)
関連ニュース
7/5(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
7/6(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
7/7(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
※オーストリアGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
※オーストリアGP終了時点
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |