2013年F1イギリスGPの土曜予選で、トロロッソのジャン−エリック・ベルニュは12位、ダニエル・リカルドは5位だった。
■スクーデリア・トロロッソ
ジャン−エリック・ベルニュ 予選=12位
Q2の速かったラップでミスをして、単純にそのせいで確実だったはずのQ3進出のチャンスを逃してしまった。とても腹立たしいよ。
ミスをした時に何が起きたかというと、原因は定かではないんだけど、恐らく僕が前方にいたベッテルに近づきすぎたんだ。ダウンフォースを失ったのを感じ、まっすぐ行ってしまった。
何にしても僕は言い訳を探したりはしない。マシンはこの週末ずっとそうだったように好調だったから、明日のレースで取り返さなくてはならない。今日の午後のダニエルのパフォーマンスを見ると、マシンに速さがあることは明らかで、これはいい兆候だし、明日の午後、戦うための武器がありそうだ。明日はいいレースをして、ポイントを持ち帰ることも可能だと思う。
ダニエル・リカルド 予選=5位
この2戦は不調が続いていたから、ここでは強さを発揮したいと期待していたし、これまで以上にモチベーションが上がっていた。それでも事前に今日の午後6番手になれると言われてたら、驚いただろうね。
5番手のディ・レスタとはかなりタイムが近かったけれど、このポジションで満足できるよ。今日の午前中は6番手だったし、週末を通して僕らは速さを示していたから、それを予選で確定的なものにできてよかった。
たくさんのポイントが取れることを期待しているし、今はレースが楽しみだ。少なくともスタート順位と同じ位置でフィニッシュできたらいいなと思っているんだ。もっと上に行けたら嬉しいし、それを目指してプッシュするけどね。
明日は今日より何度か気温が上がって、路面コンディションが大きく変わるかもしれない。ここは高速コーナーが多く、要求が厳しいサーキットだから、タイヤを休める間があまりない。だから明日はタイヤの摩耗が重要な要素になるだろうね。
(レッドブル移籍のためにこの予選結果は)もちろんマイナスにはならないだろうが、僕は明日の決勝で速さを見せる必要がある。クルマがいい状態にあり物事をうまく進められれば、速く走れるということを示せたのはよかった。自分の速さを裏付けることができたので嬉しいよ。(ディ・レスタ予選失格により5位に昇格)