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バトン「キャリア合計1001点も慰めにならない」

2013年3月17日

 2013年F1オーストラリアGPの日曜決勝で、マクラーレンのジェンソン・バトンは9位、セルジオ・ペレスは11位だった。

■ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス
ジェンソン・バトン 決勝=9位
 僕はオーストラリアで2009年、2010年、2012年と3回優勝しているんだから、今日の9位はあまりいい結果とはいえないし、特に言うべきこともない。
 でも今日メルボルンで成し遂げたことには満足すべきだと考えている。難しいレースで、僕らのクルマには十分な速さがなかった。だからチームはこの結果を成し遂げるために素晴らしい仕事をしてくれたと思う。

 今日2ポイント取ることができ、僕がキャリアで獲得した合計ポイントが1001点になったと聞いた。正直言って(今日は)これ以上のポイントを獲得できたとは思わない。(1001点というのは)いいデータだけれど、僕らのクルマに十分な競争力をつけるには多くの作業が必要だと知った痛みを和らげてくれはしないよ。
 来週のマレーシアを楽しみにしている。厳しい数日を過ごすことになるだろうけど、マシンへの理解を深めるためにデータ分析をして、それによってパフォーマンスを向上させることができると思う。

セルジオ・ペレス 決勝=11位
 ものすごくタフなレースだった。いいスタートができ、それはいつだってボーナスになるけれど、その後、チームが素晴らしい戦略を用意してくれたにもかかわらず、大きく順位を上げるためのペースがなかった。

 1ポイントには手が届きそうだったが、結局10位に上がることはできなかった。11位完走に満足することなどできない。でもジェンソンも僕も今日はとてもいいレースをしたと思う。彼はクルマのパフォーマンスを最大限に発揮して9位でフィニッシュしたんだ。「よくやったね!」と言いたいよ。

 エンジニアたちはこのクルマには速さが足りないことを知っている。でも僕が所属しているのはF1でベストのチームだ。彼らはすぐに改善してくれるはずだ。

 今日の午後のレースの話に戻ると、アルバートパークサーキットと僕らのクルマとの相性はあまりよくなかったと思う。そのために問題が強調された。だから次の週末のセパンではもっといいパフォーマンスを見せられると期待している。

 最後に大切なことを言いたい。今日は僕にとって特別な一日になる。マクラーレンでのデビューをした日だからだ。ドライバーなら誰もが夢見るようなことだよ。ポイントが取れていたらもっとよかったけれど、じきに取れるはずだ。




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