2013年F1オーストラリアGPの日曜決勝で、マルシャのジュール・ビアンキは15位、マックス・チルトンは17位だった。
■マルシャF1チーム
ジュール・ビアンキ 決勝=15位
今日の自分のレースにはとても満足している。F1初シーズンをこれ以上ないほどいい形でスタートできた。
昨日の予選はとても大変だったけれど、今日、待ち望んだ瞬間を迎えるにあたってとても冷静でいられた。
決勝では全体的にすべてがスムーズにいったし、チャンスを拡大するためタイヤの管理の問題を精いっぱいうまく処理していった。
時間の余裕がない中で、僕が可能な限り準備を整えられるようにサポートしてくれ、今日素晴らしい仕事をしてくれた、エンジニア、クルーなどチームの全員に感謝したい。
このチームは冬の間に大きく前進したようだ。それに対してチームが前向きな反応を示しているのが見られてとても嬉しい。
マックス・チルトン 決勝=17位
自分のF1デビュー戦に満足している。決してスムーズだったとはいえないけれど、1戦を終え、ライバルに対する自分たちの位置を知ることができたのはよかった。
レース序盤にバン・デル・ガルデと接触し、フロントウイングがダメージを負い、ウイング交換のためにピットに戻らなければならなかった。そのためブルーフラッグを降られる位置でコースに戻ることになり、失った時間を取り戻すのが大変だった。
バン・デル・ガルデととてもいい戦いをし、ギャップを縮めて彼の前に出ることができた。その後は自分の真のペースを発揮できるようになり、彼より3秒速いタイムを連発した。
レースの中で不本意な部分もあったけれど、それがあったからこそ学べたことがたくさんあったし、今後の数戦に向けて貴重な経験ができた。
マレーシアが楽しみだよ。また自分のレースをして中団のチームに戦いを挑めると思う。