ベッテルが大差でFP1トップ。可夢偉は8番手発進
2012年11月17日
Sutton
2012年F1第19戦アメリカGPが現地時間16日に幕を開け、1回目のフリー走行はレッドブルのセバスチャン・ベッテルがトップタイムをマークした。ザウバーの小林可夢偉は8番手につけた。
2007年以来となるアメリカでのF1グランプリがシーズン第19戦としてついに開幕。舞台はテキサス州オースティンに造られた1周5.513kmのサーキット・オブ・ジ・アメリカズ、通称COTAだ。コースは中高速コーナーが連続するセクター1とロングストレートのあるセクター2、そしてセクター3は低速セクションが並ぶというヘルマン・ティルケお得意のレイアウトだが、ホームストレートから1コーナーまで急な上り坂を一気に駆け上がるなど高低差41mにおよぶユニークかつチャレンジングなサーキットと言える。
初日の金曜は晴れのドライコンディション、スケジュールは14時間ある時差の関係もあり通常より1時間早い現地時間午前9時からフリー走行1(FP1)がスタート。開始時の気温は12度、路面温度18度とかなり肌寒いコンディションの中で始まった。
ピレリは、今回のグランプリにミディアムとハードというコンサバティブな2種類のコンパウンドを選択。また、新しいコースの習熟用として金曜2回のフリー走行にはハードタイヤを1セット追加供給し、各チームもHRTのマ・キンファ以外はふたりのレギュラードライバーをFP1から起用して多くの周回を走ることになった。
セッションでは、開始すぐのチェック走行で多くのドライバーが極端なグリップ不足を訴え、コース習熟も相まってゆっくりとした展開でスタート。それでも各マシンは時折コースを外れながらも、徐々にスピードを上げていき、セッション折り返しの45分過ぎにはフェラーリのフェルナンド・アロンソが1分40秒台のタイムでトップに躍り出た。
その後、セッションが後半に入ると、アロンソに続いていたマクラーレン勢がフェラーリを上回るタイムをマークし、ルイス・ハミルトンがトップに浮上。ジェンソン・バトンが2番手で続き、さらに残り30分を切ると、ザウバーの可夢偉もライバルのメルセデス、ニコ・ロズベルグを上回って4番手に入ってくるなど好調な走りだしを見せた。
しかし終盤になると、レッドブルのベッテルがハミルトンを大きく上回る1分38秒台をマーク。さらにベッテルは最後のアタックでもハミルトンを1秒4以上引き離す1分38秒125を記録。3番手につけたフェラーリのアロンソには2秒2以上の大差をつけてオープニングセッションをトップで終えた。
4番手以下はバトン、マーク・ウエーバー、フェリペ・マッサ、ニコ・ヒュルケンベルグという順で、1分41秒036をマークした可夢偉が8番手。ザウバーは、9番手のロズベルグに続きセルジオ・ペレスも10番手に入るなど、上々のスタートを切っている。
2012年F1第19戦アメリカGPが現地時間16日に幕を開け、1回目のフリー走行はレッドブルのセバスチャン・ベッテルがトップタイムをマークした。ザウバーの小林可夢偉は8番手につけた。
2007年以来となるアメリカでのF1グランプリがシーズン第19戦としてついに開幕。舞台はテキサス州オースティンに造られた1周5.513kmのサーキット・オブ・ジ・アメリカズ、通称COTAだ。コースは中高速コーナーが連続するセクター1とロングストレートのあるセクター2、そしてセクター3は低速セクションが並ぶというヘルマン・ティルケお得意のレイアウトだが、ホームストレートから1コーナーまで急な上り坂を一気に駆け上がるなど高低差41mにおよぶユニークかつチャレンジングなサーキットと言える。
初日の金曜は晴れのドライコンディション、スケジュールは14時間ある時差の関係もあり通常より1時間早い現地時間午前9時からフリー走行1(FP1)がスタート。開始時の気温は12度、路面温度18度とかなり肌寒いコンディションの中で始まった。
ピレリは、今回のグランプリにミディアムとハードというコンサバティブな2種類のコンパウンドを選択。また、新しいコースの習熟用として金曜2回のフリー走行にはハードタイヤを1セット追加供給し、各チームもHRTのマ・キンファ以外はふたりのレギュラードライバーをFP1から起用して多くの周回を走ることになった。
セッションでは、開始すぐのチェック走行で多くのドライバーが極端なグリップ不足を訴え、コース習熟も相まってゆっくりとした展開でスタート。それでも各マシンは時折コースを外れながらも、徐々にスピードを上げていき、セッション折り返しの45分過ぎにはフェラーリのフェルナンド・アロンソが1分40秒台のタイムでトップに躍り出た。
その後、セッションが後半に入ると、アロンソに続いていたマクラーレン勢がフェラーリを上回るタイムをマークし、ルイス・ハミルトンがトップに浮上。ジェンソン・バトンが2番手で続き、さらに残り30分を切ると、ザウバーの可夢偉もライバルのメルセデス、ニコ・ロズベルグを上回って4番手に入ってくるなど好調な走りだしを見せた。
しかし終盤になると、レッドブルのベッテルがハミルトンを大きく上回る1分38秒台をマーク。さらにベッテルは最後のアタックでもハミルトンを1秒4以上引き離す1分38秒125を記録。3番手につけたフェラーリのアロンソには2秒2以上の大差をつけてオープニングセッションをトップで終えた。
4番手以下はバトン、マーク・ウエーバー、フェリペ・マッサ、ニコ・ヒュルケンベルグという順で、1分41秒036をマークした可夢偉が8番手。ザウバーは、9番手のロズベルグに続きセルジオ・ペレスも10番手に入るなど、上々のスタートを切っている。
9/20(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
9/21(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
9/22(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
※シンガポールGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 331 |
2位 | ランド・ノリス | 279 |
3位 | シャルル・ルクレール | 245 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 237 |
5位 | カルロス・サインツ | 190 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 174 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 155 |
8位 | セルジオ・ペレス | 144 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 62 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 24 |
※シンガポールGP終了時点
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 516 |
2位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 475 |
3位 | スクーデリア・フェラーリ | 441 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 329 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 34 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 31 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 16 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 13 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
2024年F1カレンダー
第18戦 | シンガポールGP | 9/22 |
第19戦 | アメリカGP | 10/20 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/27 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/3 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/23 |