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FP3でセブにトラブルも3番手。アロンソは遅れる

2012年11月3日

LAT

 2012年F1第18戦アブダビGPの土曜フリー走行は、マクラーレンのルイス・ハミルトンがトップタイムを記録した。ザウバーの小林可夢偉は15番手につけた。

 2日目を迎えたアブダビGPは現地時間3日14時から予選前最後となる60分のフリー走行(FP3)が行われた。天候は前日同様にきれいな青空が広がり、開始時の気温も32度、路面温度は47度まで上昇した。

 夕方の予選に向けて多くのマシンはいつも通り序盤からコースイン。初日はマシンバランスに苦戦し、タイヤをうまく機能させることができなかったザウバーの可夢偉も真っ先にタイムを記録するなど積極的な姿勢を見せた。しかし、17時スタートの予選は大幅に路面温度が下がることが予想されているため、各車ともFP3はミディアムタイヤを中心に周回を重ね、ソフトタイヤによるパフォーマンスランは終盤残り10分から行われることになった。

 そんななか、レッドブルのセバスチャン・ベッテルは序盤のチェック走行を終えると、その後はガレージから一向に出てくる気配を見せず。ガレージではメカニックがベッテル車のブレーキ廻りで作業に追われており、なんらかのトラブルに見舞われた可能性が浮上している。

 それでもベッテルは残り5分でピットを離れるといきなりのソフトタイヤで3番手タイムをマーク。トップにつけたハミルトンとはコンマ5秒差、2番手バトンともコンマ3秒差と相変わらずの速さを見せた。
 初日はKERSトラブルやフロアが路面に干渉する問題に悩まされたマーク・ウエーバーも4番手タイムをマーク。5番手には好調フォース・インディアのニコ・ヒュルケンベルグ、6番手にロータスのロメイン・グロージャン、7番手にはウイリアムズのパストール・マルドナドが続いた。

 一方、ベッテルとタイトル争いを繰り広げるフェラーリのフェルナンド・アロンソは8番手でトップからは1秒差と、ライバルとの差を詰めることはできず。ザウバー勢もセルジオ・ペレスが12番手、22周を重ねた可夢偉も10番手ポール・ディ・レスタからコンマ6秒差の15番手に終わった。




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