イタリアGP編:可夢偉の感覚にクルマが合っていなかった
2012年9月11日
小林可夢偉:予選9位/決勝9位
前回も触れましたが、僕は可夢偉がスパの予選、セクター2で見せた走りを非常に高く評価しています。あそこは攻撃的なドライビングをしない限り絶対にタイムは出ないからです。本当のところはどうか分かりませんが、ひょっとするとペレスのドライビングを見て「オレも行かなければ」という思いに駆られ、それを実行に移したのかもしれません。
クルマの状態が良く、攻撃的なドライビングができれば(もちろん、状況によりますが)、鈴鹿に向けていい状態でもっていけると思います。
ただ、今回は肝心なクルマの状態が悪かった。ペレスのクルマと可夢偉のクルマでどこがどう違っていたのか知る術はありませんが、レースであれだけ動きが違うということは、可夢偉の感覚にクルマが合っていなかったと判断して間違いないでしょう。
一流のチームならセッティングがうまく行っているもう一方のドライバーの情報を活かし、それを可夢偉のドライビングスタイルに合わせる形に変換して移植することができますが、ザウバーというチームにはそれができなかった。それが今回の敗因です。
これも以前触れたことですが、担当エンジニアとしつこく話をし、好みどおりの味つけに仕立てていくことが重要です。可夢偉ならそれができるはずなので、うまくやってもらいたいですね。
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※シンガポールGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 331 |
2位 | ランド・ノリス | 279 |
3位 | シャルル・ルクレール | 245 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 237 |
5位 | カルロス・サインツ | 190 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 174 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 155 |
8位 | セルジオ・ペレス | 144 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 62 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 24 |
※シンガポールGP終了時点
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 516 |
2位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 475 |
3位 | スクーデリア・フェラーリ | 441 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 329 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 34 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 31 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 16 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 13 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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