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スタート失敗のリカルド、ショックから立ち直れず

2012年4月27日

Sutton

 トロロッソのダニエル・リカルドは、バーレーンGPのスタート失敗のショックからまだ立ち直れずにいると語った。リカルドは6番グリッドを獲得したが、決勝ではチャンスを生かせず15番手に終わった。

 リカルドはバーレーン予選でキャリアベストの6位を獲得し、決勝に期待をかけていたが、スタートがうまくいかず、1周目を終える時点では16番手にポジションを落とした。彼はその後も大きな挽回は果たせず、15位でフィニッシュした。

 リカルドは自身のブログに悔しさを表している。
「悔しかった。がっかりだよ。忘れてしまいたいレースだけど、そう簡単に忘れることができないだろう」とリカルドは記している。
「誰にでも時にはこういうことが起こる。忘れてしまって次のレースで頑張るしかない。でも正直言って、ああいう出来事はそう簡単には忘れられない」
「2周目に入る時点で自分が16位なのを知った。マシンがダメージを負い、6番手スタートのアドバンテージをあっという間に失ったことを知った。そういう時は、それはなかったことにして、別のチャンスが訪れると思いたいものだが、ピットボードの表示を見ると現実が分かる」

 レース後、リカルドはデータをチェックしたが、スタートで何が悪かったのかまだわかっていないということだ。
「決勝後に最初にしたのは、データをチェックし、スタートのリプレイを見ることだった。手順はそれほど悪くなかったことが分かったのはよかった」
「グリッドにいる時、僕は通常すごくリラックスしているんだ。スタートが近づくと、マシンに乗り込む2、3分前には音楽を聞き、心拍数を少し上げる。バーレーンでも、特に違いはなかった。マシンに乗る時の精神状態はよかったし、神経も高ぶってはいなかった。スタートの手順で固くなったり混乱したりということもなかった。ただ、うまくいかなかった。これについては解明する必要がある。次のレースまでに考えるよ」
「もう今回のことはよくあることとして忘れてしまうかって? もちろんそんなことはない。ずっと悩み続けると思う。長いフライトでやることがない時は、悩むのにもってこいだ。そのうち元気になってバルセロナを楽しみに思えるようになるだろうけど、まだその段階じゃない」




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