2011年F1中国GPの日曜決勝で、ロータスのキミ・ライコネンは14位、ロメイン・グロージャンは6位だった。
■ロータスF1チーム
キミ・ライコネン 決勝=14位
2回ストップが一番速い戦略に思えたので、それを選択した。最後の10周まではうまくいきそうだったけれど、終盤にタイヤが終わってしまい、いいパフォーマンスを発揮できなくなった。長い間フェリペ(・マッサ)の後ろで押さえられ続けた。オーバーテイクが可能な場所で僕には十分な速さがなく、抜くことができなかったんだ。
でももしオーバーテイクできていたとしても、最終結果が全く違うものになったとは思わない。レースペースはよかった。でも異なる戦略を試した結果、今日はそれがうまくいかなかった。単純にそういうことだ。
ロメイン・グロージャン 決勝=6位
すごくいいレースだったし、とても楽しむことができた。マーク(・ウエーバー)とバトルをしている時に小さなミスをしたのは残念だったけど、全体的に見るといいパフォーマンスを見せられたと思う。マシンのフィーリングは素晴らしかった。チームはとてもいい仕事をして、金曜から大きな改善を成し遂げてくれた。だからこのレースで完走し、たくさんのポイントを獲得することができて、チームのためによかったと思う。
上位でマクラーレンやレッドブルと戦えるなんて、最高の気分だったよ。ようやく自分のシーズンをきちんとスタートすることができて嬉しい。メルボルンで3番グリッドを獲得した時から、僕らは高い望みを抱いてきた。いくつかの失敗を経て、ようやくもっと高い目標を持てる時がきた。
改善する余地というのは常にあるものだし、今後はトップ5、最終的には表彰台を目標にできるようになりたい。一歩ずつ前に進んでいくつもりだけど、残りのシーズンに向けて自信を感じる。