2012年F1中国GPの土曜予選で、マクラーレンのルイス・ハミルトンは2位、ジェンソン・バトンは6位を獲得した。
■ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス
ルイス・ハミルトン 予選=2位
今日はニコ(・ロズベルグ)を大いに祝福したい。僕らが初めて会ったのは1997年のことで、2000年にはチームメイトになった。それ以来僕らは良い友だちなんだ。チームメイトだった時、僕らはF1の予選でふたりで1位と2位を獲ることをいつも夢見ていた。今日はそれが叶って最高の気分だよ。
レースに向けては、僕らには良いマシンがあるけれど、明日は後ろから順位を上げていかなくてはならない。
でもレースで前に出ていけるなら、それでハッピーだ。レースで最速になるようマシンをセットアップした。だから、僕もジェンソンも望んだより少し後方に沈んだし、少しやるべき仕事があるけれど、うまくいくだろう。
グリッドでは僕らの前に何人もの優れたドライバーたちがいるが、レースペースの点では彼らにひけをとらない。このコースはオーバーテイクが可能だし、僕らにはDRSもある。明日をものすごく楽しみにしているよ。
ジェンソン・バトン 予選=6位
Q1では、ほとんどのチームがそうしていなかった時に、僕らはソフト側のタイヤで出て行ってタイムを出した。Q2ではアンダーステアが大きすぎると感じたため、Q3に向けて少し調整をした。だけど最後のセッションでは気温が下がっていることが分かった。出ていくのが少し遅かったんだと思う。もちろん少し残念だったけど、僕らのレースペースはすごく良いはずだ。
もし明日も涼しかったらフロントタイヤに熱を入れるのが難しくなるだろうが、それは僕にとって珍しいことではない。そういうこともあるし、5番手から良いレースができればいい。僕らの目標は優勝をかけて戦うこと。それは簡単なことではないけれど、レースでは僕らは前方のマシンと同じかそれ以上に速いはずだ。
いつもと違うのはカムイ(小林)だね。彼のロングランのペースはとても良いみたいだ。