資金難に苦しむスーパーアグリが、従業員最大30人の人員整理を行うことを認めた。

　2006年にデビューし、今季は4ポイントを挙げコンストラクターズ選手権9位の座を獲得したスーパーアグリだが、財政危機のうわさは絶えない。そして今回、リストラ策の一環として、リーフィールドで働く従業員中最大30名が職を失うことになった。

「毎年申し上げているように、私たちのチームは小さいチームなのです」と、チームのスポークスウーマンがリーフィールドの地方紙、オックスフォード・メールに対して語っている。
「これから3年目を迎えるわけですが、今も一年中、さらなる資金が必要だと言ってきました」
「今行っていることは残念なことです。当事者の方々が社の他の部門、あるいはF1業界の中で仕事を見つけられることを祈っています」

　チームは、元従業員たちがホンダチームで職を得ることができれば、と願っているという。