ここ数ヶ月多くのメディアで推測されていたが、2008年からのF1参戦を目指していたプロドライブの計画が無期限に保留になっていることを代表のデイビッド・リチャーズ自ら認めたとカナダのウェブサイト、TSNが報じた。

　カナダのウェブサイト、TSNによれば、デイビッド・リチャーズはドイツの自動車誌アウト・モーター・ウント・シュポルトに対し、来季F1の12番目のチームとして参戦を計画していたプロドライブのプランは、2007年12月31日の新コンコルド協定が成立するまで、無期限に保留されていると語ったとされている。

　リチャーズがアウト・モーター・ウント・シュポルト誌に語ったところによれば、リチャーズはFIAに対し、シーズン途中からの参戦が可能かを打診。それが完全に拒否されたことで、「2008年にプロドライブF1チームが参戦する現実的なチャンスは無くなった」と語っている。

　プロドライブは来季、マクラーレンのシャシーを利用して参戦する計画を立てていたが、ウイリアムズとスパイカー（現フォース・インディア）はこれに反対している。リチャーズは新しいコンコルド協定が作られるまで、どんな前進もできない、としている。

「我々はまだF1に参戦する意志はある」とリチャーズ。
「我々はカスタマーカーを使用したかったが、法的なリスクがあった。我々は新たなコンコルド協定を待たなければならない。それだけが我々のオプションを行使できる時だ」

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