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「アロンソを手放すなんて理解できない」とマクラーレン関係者

2007年11月20日

 フェルナンド・アロンソはマクラーレンチームとの関係が悪化した末にチームを去ることになったが、チームの中には、アロンソがMP4-22の向上において大きく貢献したとして、彼の離脱を残念に思っている者もいるという。

 as.comによれば、チーム上層部やルイス・ハミルトンとの間でつまらない争いはあったものの、コース上においてもコース外においても、アロンソのチームに対する貢献は高く評価されており、アロンソのエンジニアたちは彼がチームを去ることを残念に思っているという。

「彼らがなぜ彼を手放すのか、私には理解できない」と、ある内部関係者は、匿名を希望した上で語っている。

「彼は最高のドライバーで、チームへの貢献度は非常に高かった。彼が我々と一緒に今後も働けないのは、本当に残念なことだ」

 情報筋によると、アロンソはナンバー1ドライバーとしての方が力を発揮するのだが、今年はハミルトンが同等の力を持っており、マクラーレンチームもアロンソを優先しなかったのが、問題だったという。ただ、今季アロンソはコース上で素晴らしいパフォーマンスを発揮したと賞賛している。

「彼の唯一の問題は、チームリーダーとしての立場に立ったときの方が、うまく働くことができ、パフォーマンスがより一層高まるということだ。彼がチームメイトに対して優勢だったこれまではうまくいっていたが、今年はルイス・ハミルトンとはイコールだった」
「それでも彼がうまくやれなかったレースは本当にわずかだ。バーレーン、マッサに競り負けたバルセロナ、アクシデントを起こした富士ぐらいだ」




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