ホンダ・レーシングF1チームは、2007年のF1マシンを今月下旬に発表することになった。1月25日に、バルセロナ近郊のカタルニア・サーキットで、マシンをメディアにお披露目するという。

　ホンダチームはこのイベントで、RA107を冬季テスト用の黒いカラーリングで走らせるという。2007年のレース用のカラーリングは、2月末に行われる別のセレモニーで発表されるとのことだ。ホンダは今季、環境への優しさをアピールするために、“グリーン”になることが予想されており、カラーリングにもこの新しい精神を反映させると見られている。
「これは、新車についてプレスに技術的な紹介をするために設けられた、控えめな発表会だ」とチームのスポークスパーソンが英クラッシュネットに対して語った。「新発表も、写真セッションもない。9時から9時30分（現地時間）に短い記者会見を行い、それからテストを再開する」

　ホンダはカタルニア・サーキットで3日間のテストを行う。新車は発表会前日の1月24日に、コースに登場する。ジェンソン・バトンとルーベンス・バリチェロがまず2007年のマシンをドライブすることになっており、1月25日にコース走行を行うのはこのふたりだけの見込みだ。
　チームはその後バレンシアに向かい、1月30日から2月1日までテストを行う。ここでは、ルノー、BMWザウバー、レッドブル・レーシング、ウィリアムズ、スーパーアグリなどとの合同テストとなる。

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