ミッドランドMF1レーシングは、ファブリツィオ・デル・モンテは、ジョーダンEJ15B-トヨタで走る次のドライバーとなることを明らかにした。デル・モンテは、12月10日にヘレスで1日行われるテストに参加するためチームに合流する。

　デル・モンテは、かつてユーロ3000シリーズで2位となりその存在が注目されていた。しかし、その後チャンプカーへ参戦したものの、不本意な成績しか残すことができなかった。そのため、彼はヨーロッパに戻り、下位カテゴリーでの参戦しか道がなかった。
　2003年にはミナルディでF1の経験を持つものの、トーマス・ビアッジとジェフリー・ファン・ホーイドンクのテストも控えているこの時期に、なぜミッドランドが彼をテスト要員に加えたかは明らかにはなっていない。世界選手権を初めて本格的に狙う来シーズンを控えて、チームの一員として迎える目的があるのかもしれない。さらにドイツ人ドライバー、マンフレッド・ビンケルホックもまた今後ドライブを予定しているひとりである。

　2006年のチームのラインナップとして明らかになったのは、現時点ではオランダ人ドライバー、ニッキー・パストレルのみだが、チームは彼の役割はテストおよびリザーブドライバーであると言明している。これまでは、ブラジル人ドライバー、タルソ・マルケスがその役割を果たすのではないかという憶測が長く言われ続けていた。

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