ルノーのチームボスであるフラビオ・ブリアトーレは、今シーズン、自身初のワールドタイトルを獲得したフェルナンド・アロンソについて、第二のミハエル・シューマッハーだと讃えた。

　とはいえ、ブリアトーレは、アロンソとルノーの真価が問われるのは、タイトルの防衛に挑む来季のことになるだろう、とも述べた。
「フェルナンドが（これから何年かで）新たなシューマッハーとなり、いつか彼を上回るという可能性は大いにある」とブリアトーレは、BBCスポーツ・オンラインに語った。
「だが、チャンピオンになるよりも、チャンピオンであり続けることの方が難しい。彼がそうできるように助けていくのが、私たちにとっての（2006年の）チャレンジだ」
　9月のブラジルGPでF1史上最年少でチャンピオンとなったアロンソは、これまでに8勝を挙げているが、一方シューマッハーは、1991年のベルギーGPでジョーダンでデビューして以来、84回もの勝利を挙げている。
　アロンソは、その10年後の2001年にミナルディでデビューし、F1キャリアを開始した。
　ちなみにブリアトーレは、シューマッハーが1994年と95年に最初の2度のタイトルを獲得した際に、彼が当時所属していたベネトンのチームマネージャーとして、そのタイトル獲得を助けている。

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