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モンツァの騒音問題でイタリアGP開催の危機?

2005年11月18日

 最も古い歴史を持つグランプリのひとつ、イタリアGPが、開催の危機にさらされている。モンツァサーキットは、裁判所より騒音レベルを引き下げよとの判決を受けたのだ。

 この問題は、4年前、ビアッソノ近くの住人がサーキットからの騒音に対して苦情を申し立てたことから始まった。その判決としてマルコ・マナンタ裁判官は、関係車両が騒音レベルを引き下げるための消音システムを取り付けなければ、同サーキットでのモータースポーツ活動を禁止する、と申し渡した。
 イタリアのガゼッタ・デロ・スポルト紙によれば、マナンタ裁判官は、モータースポーツは“危険かつ社会的に不必要な活動であり、環境に対する影響が非常に大きい”と発言したようだ。サーキットディレクターのエンリコ・フェラーリは同紙に対して、この判決により、モンツァはイタリアGPを開催できなくなるかもしれないと述べており、同サーキットの今後に関する懸念が広がっている。
「現段階では、我々はF1を開催することはできないだろう」とフェラーリ。
「(だが)それを阻止するための準備を行う時間はまだたっぷりある。それができなければ、我々はモンツァの閉鎖へと追い込まれるだろう」
 同サーキットは、モンツァと近郊の街ミラノの地方自治体が共同所有している。ミラノ市の市長代理、リカルド・ド・コラートは、来年9月10日にレースを開催できるような妥協点へと行き着くことが重要であると語った。
「環境を守るというのは正しいことだ」とド・コラートは言う。
「けれども、貴重な伝統を消滅させるかもしれない暴挙を回避すべきだというのもまた正しい」
 今回の判決によって、同サーキットで開催されている数々のイベントにも深刻な影響が出るかもしれず、この判決を覆すための上訴が提出される予定だ。




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