1986年のインディ500の勝者であり、レイホール・レターマン・レーシングの共同オーナーであるボビー・レイホールは、そうそうたるドライバーたちと共に、モリー・シールド・オイル・ヒストリック・グランプリで、クラシックなF1マシンをドライブすることになった。このレースは、インフィニオン・レースウェイで行われるIRL第14戦アージェント・モートゲージ・インディ・グランプリのサポートイベントとして開催される。
このモリー・シールド・オイル・ヒストリック・グランプリでは、本物のF1マシン(1966年〜1983年のもの)が30台以上競い合う。予選は8月26日(金)に行われ、10周の決勝レースは、土曜日にスタートすることになる。
参戦するマシンには、ワールドチャンピオンのドライブしたマシンが5台含まれている。ジャッキー・スチュワートの1971年〜72年のティレル、ジェームス・ハントの1976年のマクラーレン、ニキ・ラウダの1977年のフェラーリ、マリオ・アンドレッティの1978年のロータス、そしてアラン・ジョーンズの1980年のウイリアムズだ。
インディカー・シリーズでビットール・メイラ、ダニカ・パトリック、バディ・ライスを走らせているレイホールは、今回のイベントでは、1974年のブラバムBT-44をドライブする。このヒストリック・グランプリの共同ディレクターであるフィル・ライリーが、レイホールのドライブするブラバムのオーナーだ。
ライリーはこう語った。「これは私たちにとって重要なイベントだ。IRLのような第1級のイベントと一緒に行われるのだからね。ここは私たちのホームコースだ。見ていただく車のたぶん60〜70%は、北カリフォルニアの車だと思う。ファンの方々にとって、歴史を遡る旅のようになるだろう」
ヒストリック・グランプリがIRLと共に開催されるのは初めてのこととなる。ヒストリック・グランプリは、コルテ・マデラ(ノース・ベイ)を本拠としており、5年間開催されてきている。9月にはIRLのワトキンス・グレン戦でも開催されることになっている。