ジョーダンのニューマシン、EJ15Bが来週末のシルバーストンで登場するという噂が飛んでいたが、ジョーダンのドライバー、ティアゴ・モンテイロは、新車がレースを走るに十分な信頼性を得るまでに、あと3週間は必要と語った。

　先週のスペインでの新車テストは中断の憂き目にあったが、モンテイロはまだ解決しなければならない問題点がいくつかあることを認めている。また、マニ‐クールとシルバーストンの両GPで、サードドライバーのロベルト・ドーンボスが金曜日に走ることを明らかにした。いくらかでも距離を稼ぐことが重要なのだ。
「正直言ってまだ準備OKじゃないね」とモンテイロ。「（テスト中に）問題点が出てきたんだ、特に冷却関係。こことシルバーストンではサードカーとして新車を走らせることになると思う。その後にポールリカールでまたテストをする予定だ。そこまでで問題点は解決し、パフォーマンスのテストに行ければいいね。ホッケンハイムではできたら新車を走らせたいと思っているんだ」
　現行型のEJ15は、インディアナポリスでこそミナルディより上位でゴールしたものの、徐々にこの最後尾争いのライバルに捕らえられつつある。ジョーダンのお偉方は、Bスペックマシンによって、モンテイロとナレイン・カーティケヤンは、これまでより1周1秒速くなることを期待している。

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