フランスGP2回目のフリー走行が行われ、マクラーレンのペドロ・デ・ラ・ロサが一番時計。2番手タイムはファン-パブロ・モントーヤ(マクラーレン)、続いてミハエル・シューマッハー(フェラーリ)の順となっている。トヨタのドライバーはオリビエ・パニスは6番手、ヤルノ・トゥルーリが8番手、ラルフ・シューマッハーが9番手。佐藤琢磨(BARホンダ)は14番手、チームメイトのジェンソン・バトンは12番手となるタイムで本日の走行を終えている。
午前のセッションに続いて行われるフリー走行2回目の天候は晴れ、気温25度、路面温度41度、湿度39%のコンディションで現地時間午後2時からスタートした。すぐに走り出したのはオリビエ・パニス(トヨタ)、ペドロ・デ・ラ・ロサ(マクラーレン)、ビタントニオ・リウッツィ(レッドブル)のサードドライバー3人と、ジョーダンのティアゴ・モンテイロ、レッドブルのクリスチャン・クリエン、ミナルディとマクラーレンのそれぞれ2台。
その後走り出したキミ・ライコネンのエンジンから白煙が噴き上がり、ターン10にストップ。ライコネンはそのまま金曜のセッションを終えることとなった。エンジン交換が必要とみられ、その場合はライコネンは予選順位が10番降格となる。
ライコネンとは対象的に、マクラーレンの僚友デ・ラ・ロサは、午前のセッションに続いて1分16秒501でトップタイムをマーク。それにジェンソン・バトン、ヤルノ・トゥルーリが0.5〜0.6秒差で続いていった。
セッション中盤に入ると、まずはトゥルーリがトップに立つと、フェルナンド・アロンソ、フィジケラ、ルーベンス・バリチェロ、ミハエル・シューマッハー、ファン-パブロ・モントーヤがタイムを更新。そんな展開から一人抜け出たのが、快調に走行を重ねていったデ・ラ・ロサ。セッション終了4分前に1分14秒460で唯一となる14秒台でトップに立ち、金曜日のセッションは終了した。以下モントーヤ、シューマッハー、アロンソ、フィジケラ、オリビエ・パニス、バリチェロ、トゥルーリ、ラルフ・シューマッハーと続きここまでが15秒台。区間タイム最高はすべてデ・ラ・ロサだった。